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今回は、

新しい動画コンテンツ

「あなたが、自分の愛に気づけない3つの理由」

のご紹介です。

 

▼動画は、こちらです。
https://youtu.be/85fqBlM1XkU

 

浜松市 心理カウンセラー 自分の愛に気づけない

 

 

前々回、

 自分に愛があるなんて信じられない。でも、それが真実。

ということをお伝えいたしました。

 

そして、前回、

 のぶさんは、聴診器。 

だから、カウンセリングを受けると、

自分の愛に気づくようになる。

とお伝えいたしました。

 

つまり、

普段の生活では、

聴診器をつけていないので、

自分のハート(愛)の音は聞こえない。

 

けれど、

のぶさんという聴診器をつけると、

自分のハート(愛)の音が、

聞こえるようになります。

 

 愛に気づくことを妨げるものとは? 

では、何が、

自分の愛に気づくことを、

妨げているのでしょうか?

 

その理由を、次回から、3回に分けて、

お伝えしたいと思います。

 

3つの理由とは、

1.現実逃避しているから。

2.無意識を認識していないから。

3.ネガティブな感情は愛じゃないと思っているから。

です。

 

もし、よろしかったら、次回も、お付き合いくださいね。

 

今日も、最後までお読みくださり、

本当にありがとうございます。

 

あなたのお幸せを祈っております。

 

もし、疑問・質問等がございましたら、遠慮なくご連絡くださいませ。

 

「あなたが自分の愛に気づけない3つの理由」その1

 

寒い日が続きますね。

雪は大丈夫でしょうか?

こちらも、寒いですが、

おかげさまで、雪は避けられています。

(^_^;)

これで、寒さも、最後になって、

春が来てくれたら、良いですよね?

(^_^)

 

僕のほうは、先日、お友達に、

ゴスペルサークルに誘われまして。

(^_^;)

体験会に行ったら、

ソウル(魂?)が歓んじゃって、

なんだか、舞い上がっちゃって、

フワフワした日々を過ごしておりました。

 

それで、メールもご無沙汰してしまって…。

(^_^;)

 

僕が、ゴスペルに興味を持つきっかけになったのは、

とってもツライことがあった時でした。

その時、ゴスペルを聞いて、

来る日も来る日もワンワン

(犬じゃないですよ!(^_^;) )

泣き続けたんです。

 

なぜか、ゴスペルを聞くと、

感情が共振したのか、共鳴したのか、

涙がボロボロボロボロとこぼれました。

 

振り返ると、

それが、とても良い癒やしになって、

回復を早めてくれたのだなあと思っています。

 

そんなことがありまして、

「いつかゴスペルを歌ってみたいなぁ~。」

なんて、思っていたら、

シンクロが起こったので、

めちゃくちゃ音痴なんですけど、

飛び込んじゃいました。

(^-^)

 

いつまで続くか分かりませんが、

「上手に歌うよりも、楽しく歌う!」

を、

ポリシーにしてくださっている方々なので、

少し続けてみようと思っております。

(^_^;)

 

前置きが、長くなっちゃって、すみません。

 

「自分に愛がある」なんて信じられない。でも「それが真実」。

 

そんな【 フワフワ 】つながりなんですが、

先日、カウンセリングを受けられた

ご相談者様に

「現実じゃないみたいで、フワフワするぅ。」

と言われました。

 

なぜかというと、

そのかたは、

「自分に愛がある」

なんて、信じられない。

でも、

「自分に愛情がある。

それが真実。」

だと気づかれたからです。

 

長くなったので、

また、新しいコンテンツにして、

続きを、お伝えしたいと思います。

 

 

 

今日は、

「ネガ子ちゃんが好きになる3つのステップ」

その2

「ネガ子ちゃんが穏やかに静まる。」

です。

 

動画は、こちら。
https://youtu.be/GD5Dutvz994

浜松市心理カウンセリングネガティブな感情

 

・・・・・・・・・・・・・・・

・プロローグ動画は、
https://youtu.be/RRyOOz2OeWQ

・その1.「ネガ子ちゃんを観察する」は、
https://youtu.be/pcr5h58snQ8

です。

・・・・・・・・・・・・・・・

 

ネガ子ちゃんを観察していると、

ネガ子ちゃんが、穏やかに

静まっていきます。

 

その時も、

2つほど、気をつけなければならない点があります。

ネガ子ちゃんを静めるのは、あなたの呼吸です。

 

1つ目の注意点は、

「呼吸が静めることを理解する」

です。

つまり、私たちの力では、

ネガ子ちゃんを静めらないということを

理解しなければなりません

 

 

呼吸は、つねに、いま、ここにある

 

なぜかというと、

私たちは、

ネガ子ちゃんに襲われると、

今ここにいられなくなり、

ネガ子ちゃんを静められなくなってしまいます。

 

しかし、

呼吸は、常に、いま、ここにあります。

 

なので、

私たちの力では、

ネガ子ちゃんを穏やかに静めることができない。

けれど、

呼吸は、ネガ子ちゃんを穏やかに鎮めることができます

 

 

ココロのチカラ、カラダの力を抜いて、リラックス

 

2つめの注意点は、

「ココロのチカラ、

カラダの力を抜いて、

リラックスする。」

です。

さきほど、ご紹介しました通り、

ネガ子ちゃんを穏やかに静めるのは、

呼吸です。

 

そして、深く呼吸するためには、

チカラを抜いてリラックスすることが、

大切です。

特に、ココロやカラダに、チカラが入ると、

ネガ子ちゃんに、チカラを与えることになってしまいます

 

つまり、

火に油を注ぐようなことになって、

ネガティブな思考・感情(ネガ子ちゃん)の、

チカラが増幅します。

 

なので、

ネガ子ちゃんが穏やかに静まるためには、

ココロとカラダの力を抜いて、

リラックスすることが、

とても大切です。

 

お風呂がお好きでしたら、

お風呂にゆっくり入るのも、良いと思います。

カフェが好きでしたら、

カフェでまったりも、良いと思います。

その他、テレビを消したり、照明を落としたり、

視覚、聴覚への刺激を少なくすることも、

効果的です。

もちろん、マッサージや瞑想も…。

(^_^;)

 

 

のぶさんでした! (^_^)

 

あなたのお幸せを祈っております。

 

もし、疑問・質問等がございましたら、遠慮なくご連絡くださいませ。

 

 

 

今日は、

「ネガ子ちゃんが好きになる3つのステップ」

その1

 ネガ子ちゃんを観察する  

です。

 

動画は、こちら。

(もし、まだ、プロローグをご覧になっていないようでしたら、こちらからご覧くださいませ。
https://youtu.be/RRyOOz2OeWQ

 

 ネガ子ちゃんは、騒ぎます  

ネガ子ちゃん、

(すなわち、ネガティヴな思考と感情)

は、

私たちの回りで、

ワイワイ、ガヤガヤと

騒ぎ立てます。

 

 

例えば、

イライラする。

不安。

憂鬱(ゆううつ)。

怖い。

人がキライ。

という雑音を発します。

 

 

そして、

私たちの心が、静かに穏やかに、

今ここにいることを邪魔します。

 

そんなネガ子ちゃんをちゃんと観察するのが、

「ネガ子ちゃんを好きになる」、

第1ステップです。

 

 

 第一ステップは、観察する  

 

「観察する」とは、

ネガ子ちゃんがあるという事実を、

ただ、確認・認識するということです。

 

そして、そのネガ子ちゃんを

できるだけ、具体的に言語化します

 

たとえば、

今、来ているネガ子ちゃんは、

「いらいらだな。」

「失望だな。」

「怒りだな。」

という感じで、

ネガ子ちゃんがいるという事実を、

ただ、観察します。

 

さらに、

その原因は、

あの出来事だな。

あの人の態度だな。

あの人の行動だな。

あの人の言葉だな。

 

という風に、

ネガ子ちゃんがいるという事実と、

その原因を、

できるだけ具体的に、

言語化していきます。

 

 

 気をつけなければならない、2つのこと  

前回、ネガ子ちゃんをよく噛んで、よく食べると、

ネガ子ちゃんがわくわくパワーに変わります。

と、お話ししたのですが、

 

ネガ子ちゃんを観察し、

わくわくパワーに変えていく上で、

気をつけなければならないことが、

2つほどあります。

 

一つ目の注意点は「リアクションしない。反応しない。」  

一つ目は、

ネガ子ちゃんに対して、

何のリアクションもしないということです。

 

別の言い方をするなら、

ネガ子ちゃんをほったらかしにする、

ということです。

 

例えるなら、

ちょっと冷めた目で、

遠くのほうから望遠鏡で、ながめるように、

「あそこにネガ子ちゃんがいるな。」

という感じで観察します。

 

 2つ目の注意点は「判断しない。」

 

2つ目の注意点は、

ネガ子ちゃんに対して、

良いとか悪いとかと、判断しない。

その2つの注意点に気をつけていると、

次回のテーマ

「ネガ子ちゃんが穏やかに静ま」っていきます。

ぜひ、次回もご覧くださいね。

 

のぶさんでした! (^_^)

 

あなたのお幸せを祈っております。

 

もし、疑問・質問等がございましたら、遠慮なくご連絡くださいませ。

 

 


 

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自分自身について

「あなたの本質は愛です。」
「あなたはすでに」
「自己中?それとも自己犠牲?」
「自分以外の人になろうとしていませんか?」
「本当の自分が分からないあなたに。」
「自分が嫌いなあなたに。」

 

健康について

「拒食症と過食症」     

 

 

今年、最初の動画コンテンツができました。

題名は、「ネガ子ちゃんが好きになる3つのステップ」です。

 

こちらが、プロローグ動画になります。

 

 

 ネガ子ちゃんとは、ネガティブな思考・感情のこと。 

のぶさん心理学では、

ネガティブな思考・感情のことを、

「ネガ子ちゃん」と呼びます。

 

というか、

今、そう呼ぶことに決めました。 (^_^)

 

たとえば、

イライラする。

不安。

憂鬱(ゆううつ)。

怖い。

人がキライ。

など…。

 

ネガティブな思考・感情、

すなわち「ネガ子ちゃん」に、

心の中が占領されてしまって、

支配されてしまって、

 

「どうにもならないぃ~!

何とかしてぇ~!」

と、頭を抱えてしまうことって、

ないでしょうか?

 

僕は、ずっと、そんな感じでした。

(´・_・`)

 

 

 ネガ子ちゃんをよく噛んで、よく食べるとパワーが沸いてくる!

でも、本当は、

ネガ子ちゃんは、

わくわくするためのエネルギー源でした。

 

そのことが、分かってから、

僕は、ネガ子ちゃんに悩まなくなりました。

 

そして、

ネガ子ちゃんが好きになりました。

 

つまり、

ネガ子ちゃんがやってきても、

「わぁ~!

わくわくのご飯がやってきたぁ~!」

と、ネガ子ちゃんを歓迎できるようになりました。

というと、ちょっと大袈裟ですが…。

(^_^;)

 

ネガ子ちゃんを、

よく噛んで、よく食べて、

よく消化できるようになりました。

 

だから、あなたにも、

ネガ子ちゃんのことを好きになって、

ネガ子ちゃんを怖がらないように、

なってもらえたらと思っております。

 

 本当のネガ子ちゃんは、悪い子ではありません。

ネガ子ちゃんは、わくわくのエネルギー源。

 

つまり、ネガ子ちゃんは、

あなたに、

大きなメリットをもたらします。

 

では、

具体的にどうすれば、

あなたが、

ネガ子ちゃんを、

よく噛んで、よく食べて、よく消化して、

わくわくのパワーに変えられるのか?

について、

その3つのステップを、

後日、改めて、お届けしたいと思います。

 

 

 3つのステップとは?

ステップ1.ネガ子ちゃんを観察する。

ステップ2.ネガ子ちゃんが穏やかに静まる。

ステップ3.ネガ子ちゃんの必要性を理解する。

です。

 

ぜひ、あなたも、ネガ子ちゃんの本当の正体を知って、

「ネガ子ちゃん」を、好きになってくださいね。

のぶさんでした! (^_^)

 

ネガ子ちゃんが好きになる3つのステップ

その1.「ネガ子ちゃんを観察する。」

 

 

前回、少しお話ししました

「アラビアンナイトに隠されていた、

大人が幸せになるための3つの秘密。」

という、新しいコンテンツを作っています。

 

制作途中ですが、チョコっと、公開しましたので、

よかったら、ご覧くださいね。

https://youtu.be/nHFfWiLswJw

 

のぶさんの描いた絵

(と呼べるようなシロモノじゃない? (・_・; )

も見られますよ。

(^_^;)

 

 

=====================

 あ~~! 損したぁ~! ムカつく~!

=====================

ところで、

時々、

あ~~あ~~!

損したぁ~!

やらなきゃよかったぁ~!

ムカつく~!

みたいなことって、ありませんでしょうか?

 

 

例えば、

「1万円のランチを食べに行ったのに、

大したことなかったぁ~。」

みたいな経験です。

 

1万円の割には、料理がいまいちだったなぁ…。

1万円の割には、お店の内装や照明が、いまいちだったなぁ…。

1万円の割には、接客がいまいちだったなぁ…。

1万円の割には、音響や空調がいまいちだったなぁ…。

1万円の割には、お酒の品揃えが、いまいちだったなぁ…。

などなど。

 

「これだったら、

回るお寿司のほうが、よっぽどよかったわぁ~!」

って、言いたくなるようなこと、

ありませんでしょうか?

 

 

========================

 あなたのために、反面教師を演じてくれました。

========================

 

でも、そういう時こそ、

「損」を経験させてくれた1万円ランチに

感謝していただけたらと思います。

 

なぜなら、

その1万円ランチが、

あなたの反面教師を演じてくれたからです。

 

つまり、

その1万円ランチが、あなたの感情をあぶり出し、

あなたの才能を教えてくれ、

あなたが幸せになる道を、

指し示してくれたからです。

 

だから、あなたは、決して、損していないし、

そのランチに1万円をかけたことが、

失敗でなくなります。

 

でも、反面教師に感謝しないと、

あなたは、損してしまうのではないかと…。

(´・_・`)

 

=================

 あなたに、その才能があるから。

=================

 

たとえば、もし、あなたが、

「1万円の割には、お店の内装や照明が、いまいちだったなぁ…。」

と思ったのだとしたら、

「あなたの才能は、

インテリアコーディネーター的なもの」

ということになります。

 

つまり、

あなたには、

1万円ランチに相応しいインテリアコーディネートができる。

だから、1万円ランチに相応しくない店内に、

ネガティブな感情を抱いた、

ということになります。

 

さらに、もし、あなたが、その才能を発揮すると、

あなたもハッピー。

周りの人もハッピーという、

WINWINの関係を築けるということです。

 

この仕組みがわかると、

夫婦関係や、親子関係なども、

良好になったりします。

なぜかと言うと、

家族や配偶者に対して、

「なんで、そんなことができないの?」

「なんで、そんなことがわからないの?」

「なんで、わかってくれないの?」

などの、不平や不満も、

生じなくなるからです。

 

 

最後に、一言メッセージ。

 

==============

 ネガティブな感情は、

 あなたの才能と、

 幸せな生き方を、

 ガイドします。

==============

 

のぶさんでした! (^_^)

 

もし、疑問・質問等がございましたら、遠慮なくご連絡くださいませ。

 

あなたのお幸せを祈っております。

 

 

【新しい彼氏と幸せになってくれよな】

 

 

「ユリちゃ…?!」

 

僕の心臓が、また、止まった。

 

「ユリちゃん、ロトール辞めたって。

 

コトちゃんが…。」

 

「そんなこと、どうでもいいわ。ビールも頼む?」と無愛想なままユリが尋ねる。

 

僕は何も言葉が出てこず、ただ首を横に振り「ビールはいらない」と応えた。

 

「座っていい?」と、ユリが言う。

 

僕は、止まった心臓がどうにかなりそうだと思いながら、ただ頷き「いいよ。」と伝えた。

 

僕は何をして良いか分からず、パスタにフォークを指しクルクルっと回転させた。

 

そして、フォークに絡まったパスタを口に入れた。

 

味が分からない…。

 

すると、ユリが静かに口を開いた。

 

「おいしい?」

 

僕は、頷いた。

 

「コトちゃんに頼まれたの。

 

『ノリくんが来るからパスタ作ってあげて』って。

 

ついでにお説教もされちゃった。

 

『新しい彼氏のために、ちゃんと反省しなきゃならない』って。」

 

僕は「新しい彼氏」「お説教」という言葉を聴いて、パスタを吐き出しそうになったが必死でこらえ、それをゴクリと飲み込んだ。

 

「はあ…?」

 

僕は、開いた口がふさがらなくなった。そして僕の口から、次から次へと言葉が出てきた。

 

まるで、ペットボトルに詰め込まれ、上下左右にシェイクされたコカコーラが、キャップを開けた瞬間に、一気に外へ飛び出すように。

 

「ユリちゃんごめん。

オレ正直じゃなかった。

オレ、ホント素直じゃなかった。

ホントごめん。

オレ、ユリちゃんを信じなかった。

ユリちゃんを信じたくなかったんじゃない。

信じられなかった。

というより、オレ自分が信じられなかった。

オレ本当にダメな男だから。

仕事もできない。

稼げない。

家も買えない。

車も買えない。

海外旅行にも連れて行けない。

だからオレは、ユリちゃんに愛されるはずがない。

オレはユリちゃんに馬鹿にされる。

ユリちゃんに軽蔑される。

そう思った。

オレ、恥ずかしい思いをしたくなかった。

オレのプライドが許さなかった。

自分がユリちゃんに愛されない現実に直面するのが怖かった。

それだけじゃない。

オレは、ユリちゃんを独占しようとしてた。

自分でもわからないけど、ユリちゃんが他の男と話すのが耐えられなかった。

オレは嫉妬してしまう自分をコントロールできなかった。

ユリちゃんの幸せを願えない自分がいることにも気付いた。

こんな汚いオレはダメだ。

経済力がないだけじゃない。

オレは心も汚い。

だからユリちゃんと結婚すべきじゃない。

そう確信した。

とにかく、オレは正直じゃなかった。

オレにとっての一番の幸せは、ユリちゃんとの楽しい会話。

そして、一緒に音楽を楽しむことだった。

そして、このウィンナーペペロンチーノと缶ビールが一本あれば、それ以上の贅沢は必要なかった。

それだけあれば、オレは幸せだった。

それが、オレの正直な気持ちだった。

それなのに、オレはその気持ちをユリちゃんに伝えなかった。

ほんと、オレ正直じゃなかった。」

 

僕は、堰(せき)を切ったように、一気に話し切った。

 

そして、一口、コップに入っていた水を飲み、「オレ、それだけはユリちゃんに伝えたいと思った。ユリちゃん、新しい彼氏と幸せになってくれよな。」

 

と言い残して帰ろうと思った。

 

が、僕がその言葉を出す前にユリが声を出した。

 

「ノリくん、新しい彼氏になってくれない?

 

ノリくん、私と一緒に幸せにならない?

 

ノリくんと私は一つ。

 

私は、ダメダメなノリくんとじゃなきゃ、うまく生きていけない。

 

私、別に贅沢なんかしたくない。車も要らない。マイホームも要らない。

旅行に行きたいとも思わない。ノリくんの純粋さと優しさ以上に、私にとって価値あるものはない。本気で、そう思ってる。」

 

と言って、笑う。

 

僕は耳を疑った。

 

信じられなかった。

 

でも、確かに、ユリは言った。

「一緒に幸せにならない。」?

「私とノリくんは一つ。」?

「ダメダメなノリくんとじゃなきゃうまく生きていけない。」?

 

「どこかで聞いたセリフだな…。」と心の片隅で思いながらも、僕の目からは、涙が込みあがってきて止まらない。鼻水も止まらない。止まっていた心臓が、蒸気機関車の溶鉱炉のように激しく鼓動し始めた。

 

その時、ユリの後ろを一人のウェイトレスが通りかかった。

 

左手のお盆に、氷入りのアイスコーヒー。

 

右手に、卒業証書?

 

ニコニコというより、ニタニタした表情で、僕を見て笑っている。

 

 

 

おしまい

 

 

 

 

お読みくださり、ありがとうございました。

 

【1ヶ月前の今日】

 

僕は大学3年の時に軽音サークルを辞めた。

大学論文とアルバイト、就職活動が忙しくなったからだ。もちろん一番の理由は、ユリが短大を卒業し軽音サークルを辞めたからだった。

ユリは短大で、保育士と幼稚園教諭の資格をとり、自宅でピアノ教室を開いた。そして、「ピアノ教室の生徒がある程度集まるまで。」という条件で、保育園の手伝いをしたり、近所の「ロトール」というコーヒーショップでアルバイトをしたりしていた。

ユリのピアノ教室に通う子供たちは、初め少なかったが、ユリは子供たちに人気があり、いつの間にかピアノを教える傍ら、勉強も教える家庭教師になっていた。そして、家庭教師による副収入も増えていた。それほど高収入ではなかったが、ユリはとても充実しているようだった。自分の好きなことを、うまく仕事に結びつけていた。

僕は週末に、ユリがバイトをしている「ロトール」へ行って、定番のウィンナーペペロンチーノをよく食べた。ガーリックとペッパーの効いたピリ辛のペペロンチーノが、僕は大好きだった。そこにユリが辛口ウィンナーを、こっそり添えてくれた。つまりウィンナーペペロンチーノは、僕だけの特別なメニューだった。

その頃も、僕はジョンレノンの曲を好み、ユリはバッハの「人の望みよ。喜びを。」をよく弾いていた。「ロトール」の店内には、ピアノが1台置いてあり、お店が暇な時にはユリがバッハの曲を弾いた。たまに、僕もギターを持参し、ジョンレノンの歌をユリと一緒に弾き語った。お客さんたちも、僕たちの演奏をとても喜んだ。

ユリのいるコーヒーショップ。

ユリが作ってくれるウィンナーペペロンチーノ。

ユリの演奏。

僕の演奏。

そして、お客さんからの拍手。

僕は、その時間を最高に愉しんだ。僕にとって、それ以上の贅沢はないと言うくらいに、最高に幸せな時間だった。

そして、その頃には、「いつ結婚式を挙げようか?」ということをユリと二人でよく話し合っていた。

高校一年の冬、僕たちがバレンタインデイに行った模擬結婚式ではなく本番の結婚式の話を…。僕たちは、高校一年の時の誓いをずっと守っていた。僕は「自分の中の汚れし男」から、ずっとユリを護り続けていた。

僕は大学を卒業しIT企業に勤めた。しかし、僕はパソコンが苦手で、頭痛、肩こり…と、だんだん、体調を崩し始めた。

そして、体の疲れがとれない。仕事もうまくいかない。ミスばかりして、いつも上司に叱られる。という状態が続いた。

結局、僕は就職して一年ちょっとで会社を辞めてしまい、その頃からユリを遠ざけるようになってしまった。

僕は、仕事ができない自分を恥じた。

ユリは「何かあったら私がバイトするから大丈夫よ。」と言ってくれたが、僕のプライドはそれを許さなかった。

「マイホームを建てられないようじゃダメだ。

一年に一度くらい海外旅行に行けないようじゃダメだ。

中古の軽自動車しか持てないようじゃダメだ。

妻の給料に頼るようじゃダメだ。

本当にオレはダメな男だ。」と、思うようになっていた。

同時に、その頃、僕は独占欲や嫉妬心をユリに感じ始めていた。ユリが、男性客と親しげに話しているのが耐えられなかった。ユリは「普通に仕事して普通に接客しているだけよ。」と言ったが、僕はユリの言葉が信じられなかった。

「ユリは、あのお客さんが好きなんじゃないか?僕に内緒で付き合っているんじゃないか?」と、僕はユリを疑うようになっていた。

さらに、僕はユリに執拗に干渉し始めた。「何で、そんな派手な化粧をするんだ?そのピアスは誰からもらったんだ?その新しい靴は誰からもらった?昨日の12時頃、どこに行っていたんだ?」という風に。

僕はそんな自分が嫌になっていた。

しかし、その独占欲のような嫉妬心のような、ユリの幸せを願わない感情を、僕はコントロールできなかった。

とうとうユリも我慢できず、「ノリくん。いい加減にして。そんなに私が信用できない?」と言うようになった。

当時の僕は、ユリを信用できなくなっていた。

「こんな、ダメな僕をユリが愛してくれるはずがない。」と、僕は確信していた。

何より、僕自身がダメな自分に直面したくなかった。ユリの前で惨めな思いをするのがとても怖かった。

そして、僕は、ユリに別れを告げた。

ほぼ一方的に…。

それが、ちょうど一ヶ月前の今日、6月7日だ。

 

 

つづく

 

 

【ケアレスウィスパー】

コトハが、言う。

「とにかくお兄ちゃんは、『ユリさんと一つ』という普通で当たり前の状態にいた。でもお兄ちゃんは、不幸を選択してその状態から離れてしまった。きっかけは、お兄ちゃんが会社をクビになったこと。」

僕は、「クビじゃねえし。自己都合退職だし…。」と、言い訳するかのようにブツブツ反論したが、相変わらずコトハは、静かに力強く話し続ける。

「ところで、お兄ちゃん。会社をクビになることと結婚。何か関係があるの?」

僕は、「コトハのやつ、またクビって言ったな。」と少し腹を立てながら、

「そりゃ、そうだろ!稼げなきゃ旅行も行けない。マイホームも持てない。車も買えない。外食もできない。そんなんで、結婚できるわけないだろ!」と言った。

コトハは、返す。「その、お兄ちゃんの、『行けない。』『住めない。』『買えない。』『できない。』『ない。ない。ない。ない。』っていうのが、お兄ちゃんの罪悪感なのよ!それは、本当のお兄ちゃんじゃないの!」

「また、コトハが難しいことを言い出したな。」と、僕は少し気が重くなった。

「罪悪感を例えて言うなら、ケアレスウィスパーよ。 妖怪ウォッチのウィスパーじゃないからね。」 と、コトハは僕を笑わせようとして言った。

僕は冷めた声で応じた。

「妖怪ウォッチじゃないくらいは、分かるけど…。 ワムの『ケアレスウィスパー』だろ?」

「そう。罪悪感はまさに、ケアレスウィスパー。 危険な囁(ささやき)なの。 罪悪感は、 お兄ちゃんの耳元で、『コソコソコソコソ』って囁くようにして言うの。

『お兄ちゃん。 あなたは、悪いことをした。 だから、幸せになっちゃいけないよ。』って。」

「何だか、気持ち悪いなあ。」と、僕が口を挟む。

「ごめん。ごめん。 でも実際に、罪悪感はお兄ちゃんの耳元で囁いている。そして、お兄ちゃんに不幸を選択させている。幸せを選択しようとしている本当のお兄ちゃんの邪魔をする。つまり、罪悪感が巧妙にお兄ちゃんを操って、お兄ちゃんに不幸を選択させているの。

特に罪悪感は、お兄ちゃんにウソを信じこませる…。」

「オレにウソを? 信じ込ませる? どういうこと?

オレをだますってこと?」と、僕はコトハの話をさえぎるように尋ねた。

すると、「ピンポン!ピンポン!ピンポーン!大正解!お兄ちゃん、頭、柔らかくなったね〜。コトちゃん基礎講座の卒業証書を授与してあげるわ!さっきの卒業証書没収は、取り消し〜!」と、コトハは僕をからかった。

そして、そのまま続けた。

「お兄ちゃん。そうなの!お兄ちゃんは、だまされてるの。お兄ちゃんは本当は『ある』のに、『ない。ない。ない。ない。』ってだまされてるの。まるで、罪悪感がお兄ちゃんに遠隔操作のセンサーを組み込んで、お兄ちゃんを好きなように遠隔操作してる感じなの。」

僕は、「オレが罪悪感に遠隔操作されている?そんな馬鹿な。」と、心の中でつぶやいた。

コトハはさらに続ける。

「そのお兄ちゃんをだましているウソには、大きく分けて二つある。その一つ目が?」と言って、コトハは少し間を空け、僕の目を見た。

「分かるわけねえし…。」と、僕は心の中でつぶやく。

コトハは、「僕の心の声を確かに聞きました。」と言わんばかりの表情をして言った。

「『お兄ちゃんは価値がない。』というウソよ。」

「オレに価値がない?

そうだな。

確かにオレには価値がない。」

と、僕はコトハの言葉に同意した。

「だから~!

それが、『お兄ちゃんがケアレスウィスパーのウソを信じてる』って言うことなの!お兄ちゃん、しっかりしなちゃい!」

コトハは、幼稚園児がママゴトで先生役を演じるかのようにふざけるように言い、僕の頭を軽く叩いた。

とりあえずコトハは、僕を励ましたいみたいだった。

セミたちも、ボクを励ますかのように元気に鳴いてくれている。

ミーン、ミー、ミー、ミー、ミー…。

 

 

つづく

 

【中学時代】

 

僕とユリとは、中学校でも同じ部活に入った。

小学時代の暗黙のルールが、僕たちから恋愛を仲間はずれにしたように、暗黙のルールが、僕とユリとを吹奏楽部に押し流した。

特に二人で相談した訳でも、約束した訳でもなかった。でも、二人が吹奏楽部に入ったことを確認し合った時、「やっぱり。」とお互いに安心した。僕たちは、恋愛を仲間はずれにしながらも、吹奏楽部に入ることでお互いの好意を確認し合った。

ある日、ユリが僕に話しかけてきた。「今まで、やったことのない楽器に挑戦してみない?」と。

僕は、気軽に「うん。いいよ。やってみよっ!」と了解した。

そして、お互いに少し難しそうな楽器を選んだ。僕はトランペット、ユリはフルート。

それから、僕たちは、コンクールの入賞に向けて頑張った。しかし、コンクールに入賞できなかった時、僕たちはそれほど落ち込まなかった。

きっと、二人は、入賞すること以上に大切な何かを、吹奏楽部に求めていた。二人で、難しい楽器にチャレンジすることが、二人の距離を近づけることを、きっと僕たちは、すでに知っていた。

ある夏の日のこと。

吹奏楽部の練習が終わり、僕はいつものように男友達と一緒に帰っていた。が、その途中で音楽室に水筒を忘れてきたことに気づいた。

僕は男友達と別れ、音楽室へ戻った。そして、僕は音楽室の机の上に置きっ放しにしてあった水筒を見つけ、それをカバンに詰め音楽室を出た。

その時、後ろから「ノーリくん!」と言うユリの声が聞こえた。

(僕の名前はヒサノリ。ユリは僕をノリくんと呼んだ。)

「あれっ、ユリちゃん! 友達は?」

「フルートのこと先生に教わってたの。友達には、『遅くなりそうだから』って言って、先に帰ってもらった。ノリくん、水筒、忘れてったでしょ。」と言いながら、ユリは「ノリくん馬鹿ね~。」という表情で笑った。

僕たちは、そのまま一緒に帰った。一緒に、できるだけゆっくり歩いた。ゆっくり歩くことは相談して決めたことではなかったが、お互いの暗黙の了解だった。

僕たちは、はじめ部活の話をしていた。でも、当然のように友達の話、先生の話、テレビの話へと話題を脱線させていった。小学時代と同じように、二人は心からその脱線を愉しんだ。お互いが持っているすべての情報をお互いが口にし、その情報に伴う「好きだ」とか「嫌いだ」という気持ちも、「嬉しい」とか「楽しい」とか「辛い」といった感情も、お互いにすべて表現し共有し合った。

ただ一つ、恋愛だけを、仲間はずれにして…。

その時の歩くスピードは、かたつむりと同じくらいだったかもしれない。それ以来、僕は男友達と別れる口実を探すようになり、ユリは居残る口実を探すようになった。そして二人は年に数回、偶然の出逢いを演出することに成功した。その5倍くらいの失敗を経験しながら…。

もしかすると、あの夏の日に水筒を忘れユリと出逢った偶然は、ユリが偶然の出逢いを演出することに成功した、第1回目のことだったのかもしれない。

 

 

つづく