コンテンツへスキップ

幸せの方程式(34)

【 インディア ⑥ お別れ 】

 

僕は、シャンカールのヨガ道場に戻り、帰りの身支度を整えた。

 

シャンカールは、にこやかな表情で道場の外まで、僕を見送った。

 

シャンカールは、僕の逝き先をガンジスから日本へと切り替えた。

 

僕を出迎えた時の無表情なシャンカールは、もう、そこにはいない。

 

手を千手観音像のように振り回し、「アチョチョチョチョチョー!」と高音の声を出しておどけ、優しく手を振って僕を送り出した。

 

僕は100メートル進み、ゆっくり回れ右をして両手のひらを胸の前で合わせ、深く長くお辞儀した。

 

精一杯の感謝の気持ちを込めて。

 

 

 

「ナマステ

(あなたの神聖さを、尊敬し感謝します。)」

 

 

 

100メートル先の彼も、両手を胸の前で合わせている。

「ナマステ

(あなたの神聖さを、尊敬し感謝します。)」

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 


 

「続・幸せの方程式」を最初から読む。

あなたの愛と価値がわかり、シンクロが起こる心理カウンセリング

心理カウンセリング無料体験のご案内

本当の自分に出会う物語「コトちゃんは引きこもり」

短編「幸せの方程式」

 

 

 

 

人間関係において、「価値観の違いに感謝する」ことは、とても大切なことだと考えております。  

 

特に、お父様、お母様には、「お子様の価値観が自分と違うこと」に感謝していただきたいのです。  

 

なぜなら、お子様を幸せにしてあげるためには、「お子様にご自身の価値を発揮させてあげること」、すなわち、「お子様にご自身のアイデンティティーを実現させてあげること」が、とても重要なファクターだと考えるからです。  

 

実際、悲劇的なことに、「親孝行したいがために、自分のアイデンティティーの実現を放棄し、幸せを感じられていない」お子様が少なくないと感じております。    

 

例えば、夫婦関係で、パパは仕事が大事、ママは家族の時間が大事という、価値価値観を持っているケースですが、   もし「価値観の違いに感謝する」ができていないと、   パパは、「オレは、こんなに仕事をがんばってるのに、ママは何で文句ばかり言うんだ。」と思ってしまいます。  

 

一方、ママは、「何でパパは仕事ばっかりで、家庭を大切にしないの?」と思ってしまいます。

 

しかし、「価値観の違いに感謝する」ができていると、   パパは、「ママが家庭を大事にしてくれるから、オレは、仕事に集中できるんだな。

 

もし、ママまで仕事を大事にしてしまったら、やりたくない家事をオレがやらなきゃならなくなってしまうんだから、ママが家庭を大事にしてくれることはありがたいことだな。」と思えるようになります。  

 

ママは、「パパが仕事をがんばってお金を稼いでくれるからありがたいな。

 

もし、パパが家庭ばかり優先してしまったら、私が仕事をしてお金を稼がなきゃならなくなるんだから。」と思えるようになります。    

 

親子関係においても、同様で、   お子様の価値観(勉強面、運動面、金銭面、人付き合い面、趣味面など)が、お父さんお母さんの価値観と違っていても、お子様がご自身の価値を追求し実現することがお子様の幸せになるのかもしれません。  

 

 

 


                       

 

  1. 運が良かった。
  2. わくわくしないことはやらなかった。
  3. 絶対に、現状を肯定した。
  4. 現状に感謝した。