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今日は、雨があがり、

とても気持ちの良いお天気の浜松でした。

(^_^)

ただ、明日からは、また、

夏のように暑くなるみたいです。

(^_^;)

寒かったり、暑かったりで、体調管理が大変かと思いますが、

カラダを冷やさないようにして、

お身体をお大事にお過ごしくださいね!

 

 

今日は、「なぜ、瞑想すると本当の自分に気づけるのか?」

の4回目、実践編です。

 

 

 

 

前回までに、

1.瞑想とは、何もしないこと。

2.何もしないでいると、心と体が静かに鎮まる。

3.すると、何もしなくても動いている自分に気づく。

4.何もしなくても動いている自分が、本当の自分。

5.あなたの肺や心臓は何もしなくても動いている。

とお伝えしました。

 

=========

 僕に、5秒だけ

 ください !?

=========、

そこで、今日は、

何もしていないのに動いている自分を

感じてみましょ~。 ♪

なんちゃって。

(^_^;)

 

もし、よろしければ、

5秒だけで、大丈夫なので、

瞑想してみていただけたらと思います。

 

 

=============

「呼吸」を感じ、

 観察し、認識するだけ。

=============

 

つまり、「何もしなくても動いている自分」

である「呼吸」を、

5秒間だけでいいので、

感じたり、

観察したり、

認識してみていただけたらと思います。

 

 

それが、

僕が行っている瞑想です。

簡単でしょ?

(^_^)

 

ただ、5秒間だけ、

「いま、息を吸った。

 いま、息を吐いた。」

と観察するだけですから !!

(^_^)

 

と言いたくなるところですが、

言うは易(やす)し、

行うは難(かた)し、

だったりします。

(´・_・`)

 

 

==============

 あなたが幸せになるために、

 必要なこと。

==============

でも、

あなたが幸せになるために、

必要なことだと思っていますので、

5秒間だけでも、

実践してみていただけたら嬉しいです。

 

 

=======

 瞑想のコツ

=======

瞑想しやすくするコツとしては、

・ やわらかい布団や座布団の上に座り、

・ 壁に寄りかかって、

・ 首のちからを抜いて、

・ 肩の力を抜いて、

・ 「はあ~、あ」と言いながら、

・ 口から息を吐き出す。

です。

 

そうすると、

何もしなくても動いている「呼吸」を、

感じたり、

観察したり、

認識しやすくなると思います。

 

 

またまた、長くなってしまったので、

次回、続きを書きますね。

 

今日も、最後までお付き合いくださり、ありがとうございます!

 

もし、疑問・質問等がございましたら、遠慮なくご連絡くださいませ。

 

 

「本当のあなたが見つかる奇跡の0次元カウンセリング」 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨ですね。 (´・_・`)

でも、

「ゴールデンウィークの終了と共に、

雨が降るのも何だか良い感じだなあ」、

なんて、思いながら、

今日は、ゆっくり、寝てました。

(^_^;)

 

ゴールデンウィークは、

いかが、お過ごしでしたか?

 

僕のほうは、

実家に行って、

母が作ってくれた柏餅を食べて、

食っちゃ寝、食っちゃ寝、したり、

下の娘が、今年、中学のソフトボール部に入ったので、

張り切って、一緒に、公園でソフトボールしたり、

したのですが、

張り切りすぎて、(?)

体調を崩しちゃいました。

(・_・;

 

それで、今日は、ゆっくり寝ていたのですが、

ゆっくり寝て、スッキリしたので、今、こうして、

記事を書いています。

(^_^)

 

===============

 なぜ、瞑想すると、

 本当の自分に気づけるのか?

===============

 

ところで、今日は、

「なぜ、瞑想すると本当の自分に気づけるのか?」

の3回目です。

 

 

前回、

1.瞑想とは、何もしないこと。

2.何もしないでいると、心と体が静かに鎮まる。

3.何もしなくても動いている自分に気がつく。

4.「何もしなくても動いている自分」こそが、

  本当の自分です。

とお伝えしました。

 

でも、私たちは、常識的、そして一般的に、

「何のチカラも加えずに、何かが動くことはない。」

という物理法則を知っているので、

「何もしなくても、動いている

 自分なんて、いないよ!」

って、思ってしまいがちです。

 

 

=======

 なぞなぞ?

=======

 

そこで、なぞなぞです。

(^_^;)

 

何もしなくても動いているものが、

あなたの中に、

2つあると思うのですが、

それは、何でしょうか ???

(^_^;)

 

「なぞなぞの答えは、

また、次回に!

(^-^)/ 」

 

と言うのは、

ちょっとイジワル(意地悪)

な感じがしますので、

 

僕の考えている答えをお伝えしますね。

(^_^;)

 

 

==========

 あなたの中にある

 何もしなくても

 動いているもの。

==========

僕が考えている、

「あなたの中にある、

何もしなくても動いているもの2つ」

とは、

 

 

「肺」と「心臓」です。

 

 

もしかしたら、あなたは、

別の答えを、考えられたかもしれませんが、

もちろん、それも正解です。

(^_^)

 

 

ちょっと、長くなってしまったので、

また、次回に、続きを書きますね。

 

今日も、最後までお付き合いくださり、ありがとうございます!

 

もし、疑問・質問等がございましたら、遠慮なくご連絡くださいませ。

 

 

「本当のあなたが見つかる奇跡の0次元カウンセリング」 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は、良いお天気ですね!

昨日までの雨が上がり、

気持ちよく、

清々しい風が吹いている、

こちら浜松です。

(^_^)

 

前回に引き続き、

「なぜ、瞑想すると本当の自分に気づけるのか?」

なんですが、

 

今日は、

(もしかしたら、あなたの苦手な?)

「物理」のお話です。

 

が、難しい内容ではないので、

お付き合いいただけたら嬉しいです。

(^_^)

 

前回、

1.瞑想とは、何もしないこと。

2.何もしないでいると、心と体が静かに鎮まる。

3.心と体が静かに鎮まると、

  何もしなくても動いている自分に気づく。

とお伝えしました。

 

=============

 ふつう、何もしなければ、

 動かない。

=============

でも、何もしなくても動くというのは、

変な話だと思われないでしょうか?

 

なぜなら、

「普通は、何もしなければ、動かない」

からです。

 

たとえば、あなたの目の前に机があり、

その上に、携帯電話とか、スマホが、

置いてあるとします。

 

もし、その携帯電話やスマホが動いたとしたら、

携帯電話やスマホに、

何かしらのチカラが加わったから、

ですよね?

 

つまり、

 

「何のチカラも、加わらなかったのに、

 あなたの携帯やスマホ机の上から、

 落ちることはない。」

というのが、物理のお話です。

 

少し、わかりにくいでしょうか?

(´・_・`)

 

 

==============

 何もしなくても動いている

 自分に気づくことが、

 とても大切。

===============

 

話を戻しますと、

前回、

1.瞑想とは、何もしないこと。

2.何もしないでいると、心と体が静かに鎮まり、

3.何もしなくても動いている自分に気づく。

とお伝えしたのですが、

 

私たちは、

何もしなくても動いている自分に、

なかなか気づけません。

 

なぜなら、

「何のチカラも、加わらずに、

 動くことはない。」

という物理法則を知っているからです。

 

しかし、

何もしなくても動いている自分に気づくことが、

とても大切だと、

僕は思っています。

 

 

============

 何もしなくても

 動いている自分こそが、

 本当の自分
 
============

なぜなら、

【 何もしなくても動いている自分 】

こそが、

【 本当の自分 】

であり、

 

【 本当の自分で生きている時 】

にこそ、

【 心からの幸せを感じられる 】

と考えているからです。

 

 

ちょっと、長くなってしまったので、

また、次回に、続きを書きますね。

 

今日も、最後までお付き合いくださり、ありがとうございます!

 

もし、疑問・質問等がございましたら、遠慮なくご連絡くださいませ。

 

 

「本当のあなたが見つかる奇跡の0次元カウンセリング」 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご相談者様から、

 

嬉しいお便りが届きました。

 


「信じられない。」


「何もしていないのに。」

 

「現実が変わりました。」

 

と…。

 

本当に奇跡のようで、僕も、ビックリ。

 

でも、それが、現実。

 

 

------------------

何もしないことを最優先にすると、

 

奇跡が起こる。

 

------------------

 

 

 

それが、この世の仕組み…。

 

 

なぜかというと、

 

その理由は、

 

小さいほど、破壊力があるから。

 

 

 

例えば、原子爆弾。

 

粒子が細かいから、威力が半端ない。

 

潜在意識は、エネルギー。

 

つまり、

 

とってもとっても細かい粒子。

 

だから、潜在意識が、引き出されると、

 

原子爆弾のような威力で、

 

現実を変えていくようです。

 

何もしなくても。。。

 

 

幸せの方程式(31)

【 インディア ③ シャンカール 】

 

 

ガンジス川上流、静かな田舎に住むシャンカールは、僕を出迎えたが、表情一つ変えず何も語らず無言のまま僕をヨガの道場へと案内した。

シャンカールは、既に、抜き差しならない状況であることを察知していた。

僕の質問にも気づいていたようだった。

インドの夏は、うだるように暑い。

シャンカールは、20畳ほどのヨガ道場へと僕を案内した。

部屋の片隅に、小学校で使われているような小さな椅子が二つ、そして小さな机が一つ置かれている。その机上には、ティーポットとティーカップも準備されていた。

ティーポットには、シナモンの良い香りがするチャイがたっぷりと入っている。

シャンカールは、僕の状況を事前に察知し、最高のもてなしを用意してくれていた。

僕たちは無言のまま、小さく硬い椅子に座った。

シャンカールが静かに語り出す。

「ユウは、形の無いものをどれくらい認識して生きてきたのかね?」

「つまり、生きてきた時間の何分の一を非物質的なものを感じる時間に費やしてきたのかね?」

「その前にユウ自身、形の無いユウであるという認識を持ったことがあるのかい?」

「ユウは、形が無いユウであることを、知らないのか?」

シャンカールの誘導に従って、僕の「潜在意識と不幸を呑み込む」旅が始まった。

約5時間後、僕は、ゆっくりと静かに目を開けた。

「潜在意識の旅」は、終わった。
目の前にシャンカールはいない。
シャンカールを乗せていた小さな木製の椅子は、渋谷駅で主人の帰りを待つ忠犬ハチ公のように、遠くの一点を見つめながら寂しそうにジッと主人の帰りを待っている。

 

 

 

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続・幸せの方程式(20)

【潜在意識 ⑩ 心の中に突っかかっている】

 

 

「確かに彼は不幸な人生を選んだのかもしれないですが…。」

僕が、自信なさげに答えるのとは対照的に、シャンカールは、少し語気を強めた。

「ユウは、客観的に他人を見る時であれば、冷静に判断できる。

だから、『彼が自分から不幸を選択した。』ということは、ユウもある程度理解できるはずだ。

しかし、いざ、ユウ自身が不幸を体験しているとなると、『ユウ自身が自分から不幸を選択した』と冷静に考えられなくなる。

つまり、自分を客観的に見るということは、意外にもかなり難しいことなのだよ。

だからこそ、ユウはミーに会いに来たんだろう?

『自分では、どうにもならないが、ミーという客観的な人間に会うことで、自分を客観的に見られるようになる。』ということをユウの潜在意識は知っている。

だから、ユウはわざわざ、こんな遠いところまで飛行機に乗って来たのではないのかね?

つまり、ユウがここに来たことも、医者だった彼が不幸を選択したことも、『潜在意識に従った』という点では共通している。

彼も、ユウも、『潜在意識』に従って自分で選択し行動しているのだよ。

話を元に戻すが、

医者だった彼は、『将来の幸せのために、しばらくの不幸を自分から選んだ』ということは、もう分かったね?」

「確かに彼は『将来の幸せのために、しばらくの不幸を自分から選んだ。』ような気がします…。」

「そうだ。そして、ユウも同じだ。

もし、将来の幸せのために、しばらくの不幸を経験しなければならないのだとしたら、ユウはしばらくの不幸を選択する。

将来の幸せのためならば、苦しかろうが辛かろうが、しばらくの不幸を選択するのがユウだろ?」

「僕は『将来の幸せのためなら、苦しく辛い不幸を自分から選択する』人間だと?」

「そうだ。実際、不幸を味わったユウと不幸を味わわなかったユウでは、どんな違いが生じると思うかね?

不幸を味わったユウは、不幸を味わなかったユウより、人の気持ちが分かるようになったり、人を思いやれるようになったり、小さな幸せに大きく感謝できるようになったりするんじゃないのかね?

『ユウの苦しく辛い不幸な経験は、ただマイナスでネガティヴなだけの経験なのか?

それとも、その不幸な体験の中には、プラスでポジティブな側面が少なくとも一つはあるのか?』ということだよ。」

「それでも…。」

僕は、シャンカールの話に同意することを渋った。

心のどこかで、シャンカールの話にうなずけないでいる。

何かが、僕の心の中に突っかかっている。

 

 

 

つづく

 

 


 

 

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幸せの方程式(19)

【潜在意識⑨ 自分から不幸を選んでいる】

 

「そして、ユウは、寝ている時、自分で作った夢を自分で見ている。

目覚めている時、自分で作った現実を自分で見ている。」

と語るシャンカールに、僕は、こちらの世界で初めて質問した。

「寝ている時、自分で作った夢を自分で見ているというシャンカールさんの話には、『確かにそうかもしれない。』って思えるんですけど、

目覚めている時、自分で作った現実を、自分で見ているという話は、どうも、理解できないです。

確かに、眠っている時の僕も、目覚めている時の僕も、同じ僕なんですけど…。

『現実というものは、僕にはどうにもならない現実として、現に存在している。』という風にしか考えられないですよ。

たとえ、もし仮に、シャンカールさんが言うように、自分で現実を作っているのだとしたら、僕はこんなに苦しく辛い現実は作らない。

もし、自分で自分の現実を作れるなら、もっと、安定して楽しい現実を作ります。」

「そう言うと思っていたよ。

ここに来る人の8割は、ユウと同じことを言う。

だから、ユウが、『自分で現実を作っているのなら、こんなに苦しく辛い現実は作らない。』と言うのも仕方ない。

しかし、では、なぜ、さっきの医者は、自分から、不幸な人生を選んだのだと思うかね?

彼は、なぜ、自分から、体の弱い人間に生まれ、不幸な人生を生きることを決心したのだと思うかね?」

「『彼が自分から不幸を選んだのは何故か?』ですか?」

「そうだ。彼は、不幸な人生を選んだじゃないか。」

「確かに彼は不幸な人生を選んだのかもしれないですが…。」

シャンカールの話を理解するのは難しい…。

 

 

つづく

 

 


 

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幸せの方程式(18)

【潜在意識⑧ 自分で作った運命】

 

 

シャンカールは続ける。

 

「彼は、チャンスをもらったのだよ。

彼はああして、猛禽の餌食になり、痛い目に遭いながら反省し、新しい運命を決断した。

 

彼は、今、あちらの世界で、1500gの未熟児として、生まれているだろう。

生命力が弱いため、『オギャー!』という産声(うぶごえ)も発せらないで生まれているはずだ。

 

彼は、生命力の弱い父と生命力の弱い母の、子どもになることを決心したようだ。

彼は、生まれた時から、難病を背負うだろう。

小学校にも中学校にも登校できず、青年期をずーっと病院で暮らすことになるだろう。

しかし、その後、彼は医者になる。

 

彼は猛禽の餌食になり、痛い目に合いながら考えた。

『自分が、病気でトコトン苦しめば、自分が医者になった時、患者の気持ちにしっかり寄り添えるのではないだろうか。

そうすれば、前回のように患者の気持ちを無視してお金を稼ぐようなことはしないのではないだろうか。』とね。

 

彼は立派な医者になり、患者の治療に専念するだろう。

そして、そのことに、金銭的な報酬以上の喜びと生き甲斐を感じることだろう。

 

彼は、そういう計画を立てて、あちらの世界へ行った。

きっと、彼は、その計画、すなわち『自分で作った運命』を全うす…。」

 

近くにいる誰かが、いたずらで僕のリモコンの『一時停止』ボタンを押し、僕が観ているDVD映画を突然ストップさせたかのように、シャンカールが、突然、静止した。

 

僕は、目を開けた。

 

シャンカールは、僕の目の前に座り、真正面から僕に対面している。

 

僕は、硬く小さな椅子に腰掛けている。

 

ここは、公園の白いベンチではない。

 

今度は、こちらの世界のシャンカールが口を開いた。

 

「潜在意識が分かってきたかね?」

 

僕は、現実と潜在意識とのギャップに戸惑いながら、目を瞬(まばた)きさせ、最後に3秒間「ギューッ」と力を入れて瞼(まぶた)を閉じ、再度、目の前のシャンカールに向かった。

 

「人間は、生と死の両方を同時に体験している。

 

眠っている時は死に近く、目覚めている時は生に近い。

 

しかし、必ず、生と死の両方を同時に体験している。

 

だから、生だけの生はなく、死だけの死もない。

 

この世に男性だけの世界がなく、女性だけの世界がないのと同じだ。

 

そして、ユウは、寝ている時、自分で作った夢を自分で見ている。

 

目覚めている時、自分で作った現実を自分で見ている。」

 

 

つづく

 


 

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続・幸せの方程式(16)

【潜在意識⑥ 死ぬまで】

 

 

その男は、すでに血だらけになっているというのに、猛禽たちは、「カー!カー!」と憎しみに満ちたような声を発しながら、容赦なく男の内臓と頭蓋骨に自らのクチバシを差し込み、男の内蔵ホルモンと脳味噌を食べ尽くそうとしている。

 

ついに、男のひざの角度は90度を超えた。

 

海水浴場の浜辺で作った砂の城が海の波にさらわれて崩れ落ちていくように、その男は力を失い崩れるようにして倒れた。

 

すると、彼が墨汁(ぼくじゅ)で満たされた書道の硯(すずり)の中に落ちた訳でもないし、高校球児が一塁ベースに向かってヘッドスライディングする甲子園球場の中で倒れた訳でもないにもかかわらず、男の衣服は、真っ黒に汚れた。

 

そして、真っ黒い染料のような汚れは、見る見るうちに男のカラダ全体に染み込んでいる。

 

男は、また、太陽に照らし出されて生じた影法師のように真っ黒くなった。

 

よく見ると、その染料は墨汁でも甲子園球場の砂でもない。

 

大量のアリとゴキブリだ。

 

男は、やっとのことで起き上がり、身体中によじ登って来たアリとゴキブリの大群を両手の甲で何度も何度もはたいて振り落とし、また、ヨロヨロ、ヨロヨロ、よろめきながら、右へ、左へ、前へ、後ろへと歩き始めた。

 

「立ち止まっても、倒れても、猛禽や虫の餌食になってしまうということか。

あの男は『死ぬ』まで、ああして、歩き続けなければならないのだろうか?

いや、もし、彼があちらの世界で『死んでから』、こちらの世界に来ているのだとしたら、彼は永遠にああしていなければならないのだろうか?

もし、そうなのだとしたら、まさに地獄沙汰だ。」

 

僕がそう思った時、シャンカールが言った。

 

「彼は医者だった…。」

 

 

つづく

 


 

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続・幸せの方程式(15)

【 潜在意識⑤ 猛禽(もうきん) 】

 

「お酒を呑んで酔っ払っているのだろうか?」

その人物は、身長180cmくらい。体型からして男のようだが、足元は完全にフラついている。

よく見ると、その男が黒いのではなく、黒い物体が、その男の周りを取り囲んでいるようだ。

「猛禽(カラス)?」

約20羽の真っ黒な猛禽が、カーカーと声を張り上げながら彼を取り巻いている。

まるで彼をイジメているようだ。

通常、猛禽は、ネコが車に引かれると、ロバの耳のように聴覚を澄ませ、イヌの鼻にも負けないくらいに鋭い嗅覚でネコの死を嗅(か)ぎつけ、道路の脇に跳ね飛ばされ置き去りにされているネコの屍(しかばね)を目がけ、最短距離で一直線に全速力で飛んで来る。

猛禽が現場に到着するまでにかかる時間は、救急救命士の運転する救急車が現場に到着するまでの約1/ 100 だ。

猛スピードでネコの屍に到着した猛禽は、その脇1メートルくらいのところを人間の運転する車が横切って行くにも関わらず、そこから逃げない。

猛禽は、「人間の乗る車は、ネコの屍を避けて通る習性がある」ことを知恵深く知っているからだ。

それほどに頭の良い猛禽だから、ネコの体の中で、もっとも美味しい場所が何処かということも当然、熟知している。

なので、ネコの屍に一番最初に到着した猛禽は、胃、腸、肝臓というもっとも美味しい内臓ホルモンを我が食材にするために、迷うことなく脇目も振らず、フォークのように尖ったクチバシを「ブサッ!」とネコの肋骨の内部に突き刺す。

 

お腹を空かせた人間が、白いナプキンを首に掛け、だ液を口の中に大量に分泌させながら、茹でたてナポリタンにフォークを刺し、「クルックルッ」と小刻みに手首を回し、赤オレンジ色の麺をフォークの先端に絡(から)みつかせるように、

フォークのようなクチバシをネコの肋骨の内部に突き刺した猛禽も、「クルックルッ」と自分の首を小刻みに回し、血のついた麺状の胃や腸や肝臓を、自らのクチバシに絡みつかせ、ネコの肋骨奥深くから引き抜く。

そして、その猛禽は、「遠くから見られると金魚(きんぎょ)の糞(ふん)みたいでカッコ悪いんだけどなあ。」と恥ずかしさを感じながらも、

人間がつけ麺を2本の箸で摘まみ上げ、左手で持つお碗(わん)のカツオダシ麺汁(めんつゆ)に、その麺を浸そうとする直前みたいな宙ぶらりんの状態で、

内臓ホルモンをクチバシにくわえたまま飛び立ち、他の猛禽の目に付かない安全な場所まで遠ざかってから、新鮮な最高級食材に舌つづみを打つ。

一方、日頃の訓練と経験が足りず、10分遅れで到着した二番手以降の猛禽たちは、一番美味しい内臓ホルモンが既に奪われてしまっていることに失望しながらも、「内臓の次に美味しい部分、すなわち頭蓋骨の中に眠っている脳味噌を、自分の空きっ腹に放り込まなければ気がすまない!」と意気込み、道路工事で使うツルハシのように尖った自分のクチバシを、ダチョウの卵よりも硬いネコの頭蓋骨に、「カツンッ!カツンッ!」と何度も何度も打ちつける。

そうして、頭蓋骨が「パカッ!」と割れると、カニ好きの人間がカニの殻を割いて殻にこびりついているカニ味噌まで舐め尽くすかのように、猛禽もネコの頭蓋骨にこびりついている脳味噌の全てを舐め尽くすようにして食べる。

まさに、そのようなことが目の前のヨロヨロと歩く男に行われている。

 

 

つづく

 

 


 

 

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