「価値観の押し付け」のお悩み解決
「お子様の価値観と 自分の価値観が違う」に感謝していただきたい
人間関係において、「価値観の違いに感謝する」ことは、とても大切なことだと考えております。
特に、お父様、お母様には、「お子様の価値観が自分と違うこと」に感謝していただきたいと思っております。
なぜなら、
お子様を幸せにしてあげるためには、
お子様にご自身の価値を発揮させてあげること、
すなわち、
お子様にご自身のアイデンティティーや夢を実現させてあげることが大切だからです。
※ 参考記事 夫婦の価値観が合わないのですが…
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食べ物から、お金。 お金から、アイデンティティー。
価値観というものは、その時代その時代によって大きく変わります。
例えば、戦争の時、あるいは、戦後間もない頃は、
食べるものに価値を置いている人が多かったことと思います。
そして、高度成長時代を迎え、
食べ物よりも、お金に価値を置く人が増えたと思います。
さらに、今の時代は、お金よりも、
自分のアイデンティティー、
やりたいこと、
自分らしさ、
夢の実現など、
個性を発揮することに価値を置く人が増えています。
この価値観の違いを理解できないと、世代間の人間関係が、
とても難しくなります。
いまどきの若いもんは…
よくあるのが、
「いまどきの若いもんは、甘ったれとる!
昔は、食べるものがなかったんだぞ!
昔は、お金がなかったんだぞ!」
というケースです。
今の若い人にとっては、
自分らしく生きれないと、死にたくなるくらい苦しいのに、
昔の人には、その死にたくなるような苦しみが理解できなかったりします。
そして、
「食べ物があるんだから、それでシアワセだろ!」
とか、
「苦しくったって、やりたくなくたって、
お金を稼ぐために仕事するのが、大人だろ!
甘ったれてるんじゃない!」
とかと言ってしまいます。
何を言っても、どうせ無駄。
すると、若い人も、
「この人たちに何を言っても、どうせ分かってくれないし…。
言うだけ無駄…。ダルい。面倒…。」
と、心を閉ざしてしまいます。
親孝行したいがために、自分のアイデンティティーを放棄してしまうと…
もしくは、親孝行したいがために、子どもが自分のアイデンティティーを放棄してしまうケースも、少なくありません。
子どもは、心の中で「なんか違うような気がするんだけど…」と、モヤモヤした気持ちを抱えていても、
親から「お金の安定とお金の貯蓄が、1番のシアワセだから、そのために生きるんだぞ!」と言われると、
親の言うとおりに生きてしまいがちです。
その場合、20代、30代くらいまでは、
世間並みであることにシアワセを感じて生きていけるのですが、
子育てが一段落する、40代や50代になった時に、
「自分の好きなことが分からない」
「やりたいことが分からない」
「なんのために生きてるんだか分からない」
と悩んでしまったりすることが多いようです。
なので「人はそれぞれ価値観が違う」ということを理解し、
その人がシアワセになるためには、
価値を感じていることを追求させてあげなければならないと理解すること、
そして、
価値観の違う人と付き合うからこそ、色々な新しい発見ができて楽しいし、
視野も広がるということに感謝することが、
人間関係を良くする上で必要だと感じています。
※ 参考記事 夫婦の価値観が合わないのですが…