毒親,親子カウンセラー,アダルトチルドレン
毒親だから?
子育てをしているママさんから、
「子供に強く当たってしまって…」という
自己嫌悪感や後悔の言葉をお聞きすることがあります。
「何で、自分は感情を抑えられないんだろう…」
「子どもなんだからできなくて仕方ないのに…」
「なんて自分は大人気(おとなげ)ないんだろう…」等々。
「母親としてのあるべき」理想の姿が頭ではわかっているのに…。
「そうなれてない自分」「イヤな自分」になってしまっている。
そんな現実に直面し、
自分のことが嫌いになったり、自分を卑下してしまったりされてしまうようです。
自分の母親が毒親だったから?
そして、
「なんで自分はそうなってしまうんだろう?」と考えた結果、
「もしかして自分は毒親?」とか、
「自分の母親が毒親だったから、私も毒親になってしまったの?」
と考えてしまう方も少なくないようです。
子どもに当たってしまう素質を受け継いだ
確かに、子どもに感情的に当たってしまう素質(個性、DNA)を
自分の母親から受け継いでしまうということは、実際にあると思います。
しかし、同時に、
「なんで強く当たってしまうんだろうと」悩み反省する。
そんな気持ちも、お母さんから受け継いでいるということを忘れないでいただきたいと思っております。
つまり、お母さんが毒親だったとしても、
お母さんも反省し、自己嫌悪していたという風に考えていただけたらと…。