観念 書き換え療法
観念とは、心の中の「思い込み」のようなもの
観念とは
「○○が正しい」
「○○は、間違っている」
「○○すべき」
「○○しちゃいけない」
などの思い込みです。
観念と心からやりたいこととのギャップ
そして、その観念と、心からやりたいこととの間に、ギャップが生じた時に、悩みや苦しみが生じます。
例えば、幼い頃、両親や学校の先生から、
「親の言うとおりにしない子は悪い子」
「みんなと違うことをする子はダメな子」
「平均以上にできないなんて恥ずかしい」
と教育され、その観念を持ったまま大人になってしまうと、
いつか、心からやりたいこととの間にギャップが生じます。
素直な心と観念との相克
つまり、素直な心の部分にある、
「もっと自由に生きたい」
「私は、本当はこれがやりたい」
という気持ちと、
両親や先生から教育された観念とが、
相克してしまう時が訪れます。
そして、観念は、罪悪感や羞恥心を生じさせ、やりたいことができない方向に働きかけます。
なぜなら、罪悪感や羞恥心が、やりたいことをやることに、強く抵抗し恐怖心を抱かせるからです。
何がやりたいのか分からない
そして、長年、やりたいことをやらず、他人様の観念に従って(ある意味依存して)、生きてしまうと、
「自分は何をしたいのか分からない」
「生きていても何も楽しくない」
という絶望感を感じるようになってしまいます。
抵抗や恐怖に対峙する
なので、「観念書き換え療法」は、
すでに身につけてしまった観念をハッキリ認識し、
その観念が自分がやりたいことに対して、
抵抗や恐怖を与えていないかを明確にして、それと対峙することで、
やりたいことができる人生に変えていく療法となります。