娘がボクを愛していた(親子関係 悩み 相談 カウンセリング)

不倫を乗り越えた

親子関係 インナーチャイルド アダルトチルドレンなど、悩み相談。浜松市の 心理カウンセリング サロン コリトル 。 その他人間関係,仕事,夫婦,離婚,不倫,恋愛,依存,不安,絶望,対人恐怖,生きづらい,死にたいなどのお悩みを解決したい時、誰かに話を聞いてもらいたい時に。

 
浜松はシトシトトと雨が降っていますが、そちらはいかがでしょうか?
それにしても、ようやく春ですね!
自宅の花も咲きました。(^_^)
 
さて、前回は、
・娘は病気になったり事件や事故を起こし、 ボクを経済的・精神的に窮地に追い込んだ。
・そして「この危機的な状況は、フツウの方法では解決できない」と考え、 ボクはスピリチュアル・ヨガ・瞑想・量子力学などの本を 読みあさるようになった。
・そんなある日、「すべての子どもは、自分の身を挺してでも、両親を助けようとする」という言葉に出会い、ボクは涙がとまらなくなった。
・その時ボクは、心の中でこんな会話を繰り返していた。
 
ボク「なぜ、病気になったの?」 「お父さんを助けるためだよ。」
ボク「なぜ、事故を起こしたの?」 「お父さんを助けるためだよ。」
ボク「なぜ、事件を起こしたの?」 「お父さんを助けるためだよ。」
 
などと書かせていただいたのですが、
 

娘がボクを愛していた

 
娘の「お父さんを助けるためだよ」という声ならぬ声に胸を打たれながら、ボクは、はじめて、娘の愛に気づいたのだと思います。
 
言い換えると、「ボクは娘から愛されていた」ことに気づき、それを認められた。
 
もう少し別の言い方ををすると、傲慢だったボクは、「自分が娘の世話をしてあげている」 「自分が娘に愛情を注いでいる」 としか思っていなかった。
 
けれど、「愛していたのは、ボクではなく娘だった」 という事実に、ようやく気づき、 それを認め、受け容れられたのだと思います。  
       

「お金の奴隷」→「娘の愛の奴隷」

 
  それまでのボクは、「子どもの生活費を稼ぐことが娘への愛情だ」とか、「自分は子どもを養ってあげている」という、高慢な気持ちを、潜在的に持っていたのですが、娘から愛されていることに気づいたボクは、「娘から愛されていることが、お金の何倍ものシアワセをもたらしている」ことに気づいたのだと思います。
 
つまり、その時から、ボクは、「お金の奴隷」から、 「娘の愛の奴隷」に変わったのかもしれません。 (^_^;)          
 

子どもの愛は目立たない

 
では、なぜ、ボクは今まで、そんな娘の愛に気づけなかったのか? というと、たぶん、それは、「娘の愛は、派手でなく、刺激的な興奮をもたらすものではなかった」から、
つまり、「娘の愛は目立ちにくくて、分かりにくかった」から、のような気がしています。
 
実際、娘の愛は、静かに、とうとうと、脈々と、永続的なシアワセを、ボクの心の深いところに、 もたらしていました
 
でも、それが、目立たなかったから、ボクは、それに気づけなかったのではないかと…。(´・_・`)
 
つまり、子どもの愛は、目立たない、だから、分かりにくく、見つけにくいのではないかと、思ったりしております。          
 

お金のシアワセは派手で目立つ     

 
一方、お金の愛は、目立ちやすくて、分かりやすいようです。
 
例えば、豪華な料理や、高級なホテル、テーマパーク、豪邸、高級車などは、刺激的で大きな興奮を与えてくれます。
「うわぁ〜〜! すっご〜〜いぃ〜〜!」と…。
 
しかし、そのような刺激的な興奮は、永続性には乏しく、空しさが伴ったりします
 
つまり、いつか、飽きてしまうシアワセ、時間と共に薄れてしまう満足感であったりします。          
 

子どもの愛は、太陽、月、星、山、海…       

 
例えるなら、 子どもの愛は、派手でなく、静かに、とうとうと、脈々と、永続的なシアワセを、もたらしてくれる、太陽や、星、月、海、山のような存在。
 
だから、子どもの愛は、豪華な料理や、高級な豪邸、高級車のように、派手でないけれど、まったく次元の違う、深い喜びを、ボクの胸の奥深くに与えてくれる
 
そんなことにボクは、気づき、それを認め、「ボクが娘を愛していた」のではなくて、「娘がボクを愛していた」と、 考えるようになったのだと思います。
       
親子関係 インナーチャイルド アダルトチルドレン 共依存 浜松
 

気持ちの平和、安定、落ち着き、感謝…     

 
その結果、ボクは、
・子どもは、自分の身の危険を冒(おか)してでも親の自立を助けようとする。
・子どもは、親に感謝されることで、最高のシアワセを感じる。
などの、フツウじゃないヘンな考え方を持つことになっただけではなく、それと同時に、気持ちの平和、安定、落ち着き、動揺しない心、感謝の気持ちなどを、恒常的に感じながら生きられるようになりました
 
さらに、それは、ボク自身の自己満足で終わることはなく、ご相談者さまの心にも、平和や安定、落ち着き、感謝をもたらすことになった
 
ということも、お伝えしたいので、よかったら、次回も、お付き合いくださいね。