自己肯定感は低い方が良い?

許せない

前回、

「相手を許さず、責めて(攻めて)ばかりいても、つらくなってしまいますので、パートナー(やご家族)の足りないところ、至らないところ、未熟なところなどを、できるだけ許してあげて頂けたら」などと書かせていただいたのですが…。

女の意地

 

最近も「許すって、本当に難しいのだなぁ」と、

つくづく、しみじみと痛感させられております。

先日、旦那さんを許せない奥様のお話をお聞かせいただいていたのですが、

ボクが相槌を打ちながら、

「そうですよね…。

“女の意地” みたいなものもありますからねぇ…」

とお応えいたしましたところ、

「まさにそれよ! あいつを地獄に突き落とさないと気が済まないわ!」

と、語気を強めて仰られていました。

許せない怨み

 

そして「やっぱり、女性は恐ろしいですね」とお伝えしますと、

「そうよ。藁(わら)人形に釘でも刺さないとやってられないわ」と

笑って、仰られていましたが…。

許さない

 

無意識に込みあがってくる感情

 

やはり、”感情” というのは、

自分の意識とか理性とかとは関係なく、

無意識にとっさに、激情を伴って、心の中から込みあがってくるものなので、

「許せない!」気持ちを鎮(しず)めて、心を平静に保つことは、本当に難しいことなんだろうなぁ。

だから、アルコールを飲んだり、精神安定剤や睡眠薬を飲んだりしないと、精神を正常に保てなくなってしまうのだろうなぁ…。

と、思ったりもいたしました。

アルコール依存

 

自己肯定感は低いほうが良い?

 

そんなお話を聞きながら、ふと思ったことが、

自己肯定感が低い方が幸せになることもあるのかな?

ということでした。

特に夫婦関係では、自己肯定感が低いほうが良いのかもしれないなぁと…。

 

自己肯定感が低ければ

 

なぜなら、自己肯定感が低ければ、

自分も完璧じゃないし…。

自分も心が汚いし…。

自分も嘘ついちゃったりするし…。

とか…。

 

他にも、

素直に「ごめんね」と謝ることができるし…。

許せなくても「あきらめる」ことはできるかもしれないし…。

自分に期待していない分、相手にも期待しなくなるし…。

などなど…。

自己肯定感が低い

 

期待をやめれば楽しくなる

 

そして、

「確か、芸人のタモリさんも『期待をやめてしまば、人生楽しくなる』って言ってたなぁ」

と思い出したりもいたしました。

 

なので、

自分自身の夢やライフワークに対しては、

諦めずに執念を持って取り組むことが大切だけれど、

 

夫婦関係においては、

(自己肯定感を少し下げて)

パートナーのことを諦めてしまったり、パートナーに期待するのをやめてしまったりすることが、

幸せを感じる上で大切なことなのかもしれません。