自立が難しい2番目の理由

自立が難しい2番目の理由

こんにちは

0次元カウンセラーのぶさんです!

いつも、お世話になり、ありがとうございます。

( はじめましてのかたは、こちら。 )

 

前回までに、


・自主的に「自立」したい人は少ない。

・でも「依存」では幸せになれない。

・「依存」を続けると、罠(ワナ)にかかって、奴隷のように不自由になって貧乏しちゃう。

・悩む原因は「自立」できていないから。

・「自立」するためには、たくさん葛藤し、たくさん自問自答を繰り返さなければならない。

・そして、「本当に自分がやりたいこと」「本当に自分が好きなこと」に気づかなければならない。

・それは、面倒くさく、時間がかかる作業。

・だから「自立」は難しい。


などとお伝えいたしました。

 

2番目の理由

 

そして、自立を難しくしている、2番目の理由として

「安心・安全を手放せないから」ということがあるような気がしています。

 

安心・安全を手放せない

 

例えば、「お父さんとお母さんは、お寿司が大好き!」だったとします。

すると、子どもも、「ボク、オスシ好き!ワタシも、お寿司、大好き!」と言っていれば、『安心・安全』ですよね?

(^_^;)

 

もし、お寿司について、子どもがこんなことを言ってしまったら大変です。

(´・_・`)

 

「何だかヌルヌルして、食感が好きじゃない!」

「酢の味がマズイ!」

「ガリ辛くて食べれない!」

「ワサビも美味しくない!」

 

子どもを家から追い出す?

 

もし、子どもがそんなことを言ってしまうと、親は、カッとなって、目をむいて怒り、


「なんだ?この子は!こんなに美味しいお寿司を『まずい』だと!? あんたなんて、うちの子じゃありません! 出て行きなさい!」

と言って、子どもが、自分の好きなもの(お寿司?)を受け入れるまで、家に入れさせなくしたり、暗い部屋に閉じ込めたり、木に縛り付けたりします。

 

「お寿司オイシイ!」の方が安心・安全   

 

そうすると、心の中で、


「ハンバーグ、オイシイ! (^-^)」

「カレーライス、サイコー! (^-^)」

「ラーメン、美味しい! (^-^)/」


と、子どもは、思っていても、それを、素直に、率直に、表現できなくなってしまいます。

(。-_-。)

 

なぜなら、ウソでも、「お寿司、オイシイ!」「お寿司、サイコー!」と言っているほうが、『安心・安全』だからです。

 

  親への愛情が素直な表現を難しくさせる

 

それだけでなく、親を怒らさずに済むし、親の悲しむ顔を見なくても済みます。

そんな『親への愛情』が、よりいっそう、自分の気持ちを、素直に表現することを難しくさせてしまいます。

 

あなたの親の「お寿司」は? 

 

ここまで読まれて、そんな大袈裟な!? そんな馬鹿な話ないよ!

と思われたかもしれません。

 

が、もし、よろしかったら、少し、あなたのお父さんお母さんの好きなもの(お寿司に代わるもの)は、何だったか、考えてみていただけないでしょうか?

 

親を怒らせたくないから 親を悲しませたくないから

例えば、


「あなたはお姉ちゃんなんだから!」

「あなたは長男なんだから!」

「あなたは○○家の人間なんだから!」

「こうしないと恥ずかしい!」

「こうしないと貧乏するよ!」

「人に笑われる!」 「馬鹿にされる!」 「みっともない!」


などなど…。

 

あなたが、親を怒らせたくないから、親を悲しませたくないから、という動機で、「お寿司オイシイ!」みたいな素振りを見せてきたことって、ないでしょうか?

(´・_・`)

 

 

また、ダラダラと長くなっちゃったので、次回に続けますね。

(^_^;)

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました!

あなたのお幸せを祈っております。