死にたくなるのは、心と体が「死」を求めているから
人が健康に生きていくためには、
神経の生きている時間 と 神経の死んでいる時間 の調和が、
バランスよく取れている必要があります。
そして、神経が生きている時間を交感神経優位の時間、
神経が死んでいる時間を副交感神経優位の時間とも言います。
しかし、哀しいことに、現代社会はストレス社会です。 😥
例えば、コンビニ、スマホ、テレビなど、24時間体制のものがあふれています。
そして、電磁波という雑音のシャワーを浴び続け、神経の高ぶった状態が続きやすいストレス環境の中で、私たちは生活しています。
つまり、私たちは、交感神経優位 になりやすい生活環境にいるということです。
そして、交感神経優位 の状態で24時間生き続けていると、人は死にたくなります。
なぜなら、人が健康に生きていくためには、神経の生きている時間 と 神経の死んでいる時間 の調和が、バランスよく取れている必要があるからです。
つまり、それが、自殺願望・死にたい・絶望等の原因だったりします。
言い換えると、 交感神経優位 が続き、心が枯渇してしまった。
その結果、副交感神経優位の時間を欲し求めている。
それが、死にたいとか、自殺願望・絶望という状態だったりします。
ヨガとは、死ぬ練習
ところで、ヨガの経典「ヨガスートラ」は、
「ヨガとは心の止滅なり、心の働きが止まった時、本当の自分が現れる。」と、私たちに語ります。
つまり、ヨガとは【 止滅する練習 】ということになります。
そして、【 止滅できると、幸せと豊かさが手に入る 】と、ボクは思っています。
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1. なぜ、死ぬ練習が必要なのか?
「なぜ、死ぬ練習が必要なのか?」というと、死ぬ練習をすると、あなたが幸せになるからです。
ちなみに、僕は「幸せには、ひとつの公式がある」と思っています。
それは、「幸せ=無×わくわく×シンクロニシティ」です。詳しくはこちら。
その公式を前提に、風が吹けば桶屋(おけや)が儲かる方式で説明しますと、こんな感じになります。
1.幸せになるためには、夢が叶う体験をしなければなりません。
2.夢が叶うためには、シンクロニシティを体験しなければなりません。
3.シンクロニシティを体験するためには、わくわくしなければなりません。
4.わくわくするためには、無にならなければなりません。
5.そして、無になるためには、死ぬ練習をしなければなりません。
だから、シアワセになるためには、死ぬ練習をしなければならない。ということになります。
まだまだ、理論が飛躍しているかと思いますので、もう少し、丁寧にお伝えいたしますね。
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2. 具体的に、死ぬ練習とは、どういう練習なのか?
「死ぬ練習」は、主に、
1.リラックスして、カラダの働きを止める。
2.呼吸している自分を感じる。
3.思考と感情があること(そして、思考・感情は消えてなくなること)に気づく。
の3つです。
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① リラックスして、カラダの働きを止める
僕が「死ぬ練習は、カラダの働きを止める練習です。」と言うと、
「心肺機能を止めたら、本当に、死んじゃうじゃないですか?」と質問されたことがあるのですが、
【カラダの働きを止める】とは、「心肺機能を停止させる」という意味ではありません。
より誤解のないように説明しますと、【カラダの力を抜いて、カラダに影響を与えている、思考・感情を停止させる】という意味になります。
カラダの力を抜くと、心の働きが弱くなり、思考・感情の働きも弱くなります。
② 呼吸している自分を感じる
【カラダに影響を与えている、思考・感情】を、静かにしたり、弱めたりしていくと、
自分の意思(つまり、自分の思考・感情)とは、無関係に、呼吸が、動いていることが、分かるようになってきます。
③ 思考と感情があることに気づく
自分の思考・感情と無関係に呼吸が動いていることが、分かるようになると、より、繊細に、思考・感情を認識できるようになります。
さらに、リラックスし、カラダの力を抜きながら、そんな思考や感情を、「今、自分には、こんな思考がある」「今、自分には、こんな感情がある」と、心の中で、つぶやきながら、認識・観察していると、思考・感情は、消えて無くなります。
なぜなら、カラダの力が抜けていると、ココロの力も抜けるからです。
なぜ、思考や感情を、認識したり観察したりすることが、重要なのか?
さきほど、「なぜ、死ぬ練習をする必要があるのか?それは、あなたが、シアワセになるためです。」と、書きました。
では、なぜ、思考・感情を、認識したり観察したりすることが、あなたの幸せに必要なのかと言いますと、
あなたが、【思考・感情にコントロールされている。思考・感情の影響を受けている。思考・感情に囚われている。つまり、思考・感情の奴隷になっている。】状態にあるのか?
それとも、【思考・感情の奴隷状態から脱出して、わくわくしたり、ドキドキしたり、シンクロを体験したりしている】状態にあるのか?
の違いが、あなたが、幸せになれるか、どうかの違いになる。
だから、思考や感情を、認識したり観察したりすることが、とても重要ということになります。
3. なぜ、死ぬ練習をするとシアワセが手に入るのか?
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無の世界は、無欲・無償・無条件・無限の世界
あなたが、【思考と感情の影響を受ける、思考と感情にコントロールされる、思考と感情の奴隷になっている、思考と感情に囚われている。】限りは、幸せを感じられない。
だから、【あなたが、幸せになるために、死ぬ練習をして、無の世界に入っていかなければならない。】と思っております。
無の世界とは?
無の世界とは、無欲・無償・無条件の愛情の世界、無限の才能・創造性・可能性の世界です。
だから、幸せを感じます。
思考・感情が【有る】世界は、【有】の世界
一方、思考・感情が「有る」世界は、理由・条件・目的が「有る」世界です。
少し、語弊があるかもしれないですが、分かりやすく表現しますと、思考と感情が「有る」世界は、理由がないとやらない、条件がないとやらない、目的がないとやらない世界です。
そういう世界で生きていると、
・自分のやりたいことが分からない。
・自分の好きなことが分からない。
・自分に自信が持てない。
・そんな自分を好きになれない。
・だから、幸せも感じられない。
という負のスパイラルに入ってしまいます。
死ぬ練習で「有の世界」から「無の世界」に
しかし、死ぬ練習をすると、思考・感情の影響を受けなくなり、思考・感情にコントロールされなくなり、「有の世界」から、「無の世界」に入っていきます。
つまり、シアワセの世界に入っていきます。
だから、死ぬ練習をすると、幸せを感じるようになります。
4. なぜ、死ぬ練習をすると豊かさが手に入るのか?
いきなり、結論になってしまいますが、「なぜ、死ぬ練習をすると豊かさが手に入るのか?」と言いますと、「幸せを感じているから」です。
例えば、最近、「感謝していると、良いことが起こる」と考える人が、とても増えています。
実際、この世のルールは、「良いことが起こったら、感謝する。」ではなくて、「感謝していると、良いことが起こる。」だと思います。
実際、色々な人を見ていると、感謝している人・幸せな人には、人もお金も集まるようです。
一方、お金やコネがあっても、感謝していない人・幸せでない人からは、人もお金も離れるようです。
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僕、豊かではありませんでした
実は、僕、豊かでない時がありました(今も、そんなお金持ちではありませんが…。 )。
当時、僕は、借金を背負ってしまい、首が回らなくなっていました。
「どうやって生きていったらいいんだろう。」と、途方に暮れていました。
いま自分は生きている。いま自分は息をしている。
しかし、瞑想(死ぬ練習)をすると、無になります。
そして、「いま自分は生きている。いま自分は息をしている。自分は、今、イキている。感謝だなあ。」という気持ちが込みあがってきました。
借金のことを考えて、「明日、どうやって生きていけばいいんだろう?」と不安だらけなのに、なぜか、感謝しているという、少し矛盾を感じるような状態でした。
借金があるのに感謝している自分を、客観的に見て、何だか、不思議だなと感じたりしました。
そんな状態になると、気持ちも徐々に変わってきて、お金があろうと、なかろうと、一日一日、精一杯生きる。それだけだよな。
今、自分は生きている。感謝だなあ。今、自分は息をしている。感謝だなあ。
今、自分はカラダが動く。感謝だなあ。今、自分には家族がいる。感謝だなあ。
そんな気持ちを持ちながら、一日一日、できることを精一杯やっていると、なぜか、不思議と、良いことが起こり、なぜか、事がうまく運んで、借金が無くなっていました。
余談が長くなって、すみません。
死ぬ練習をすると、お金と関係ない、いま生きていることに感謝できる
つまり、死ぬ練習をすると、息していることに感謝できるようになり、お金があろうとなかろうと、それとは関係ないところで、ただ、生きていること自体に、感謝できるようになります。
そんな無条件の感謝の気持ち、無欲・無償のシアワセの気持ちで、過ごしていると、自然に、人もお金も集まってくる。
だから、死ぬ練習をすると、豊かさが手に入る。ということになります。
最後まで、お読みくださり、本当にありがとうございました!
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日本綜合教育支援協会 心理カウンセラー
鈴木信之 (のぶさん)