ネガティブな思考感情を吐き出す
前回、「制限を外して、好きなことをやる」前に、
まず、カウンセラーに、自分の素直な気持ちや率直な感情を、
吐き出してしまうことをお薦めしている…
なぜなら、カウンセラーは守秘義務を守るので、
普段、言えない本音、特に、愚痴や不平不満など、
ネガティブな気持ちを吐き出しやすい…
それができると、「制限を外し好きなことをやる」が、
できるようになります。
などとお伝えしたのですが、
なぜ、ネガティブな思考感情を吐き出すと「好きなことができる」ようになるのか?
では、なぜ、制限を外して、
・あいつキライ!
・許せない!
・消えて欲しい!
など
「ネガティブな思考感情を吐き出す」が、
「好きなことができる」になるのかについてですが…。
例えば、
aさんbさんの2人が、レストランに食事に行ったとします。
そして、2人とも不平不満を抱き、愚痴をこぼしたくなりました。
aさんは言います。
「『料理』がいまいちだったなぁ~」
bさんは言います。
「『接客』がいまいちだったなぁ~」
クイズ(?)
そこで、クイズ(?)なんですが、
もし、aさんbさんの2人が、ひょんなきっかけで、
小さなレストランを経営することになったとしたら、
①aさんが『料理』を担当し、bさんが『接客』を担当する
ほうが、お店は繁盛するでしょうか?
それとも、
②aさんが『接客』を担当し、bさんが『料理』を担当する
ほうが、お店は繁盛するでしょうか?
答えはやっぱり、
①のaさんが『料理』担当、bさんが『接客』担当ですよね?
無意識に持っている興味・関心・こだわり
なぜかというと、
aさんは、日ごろから無意識に『料理』に
興味・関心・こだわりを持っいて、
bさんは、日ごろから無意識に『接客』に
興味・関心・こだわりを持っているからです。
なので、「不平不満や愚痴は言っちゃダメ」という制限を外し、
思考感情を率直に吐き出すことで、
自分の興味・関心・こだわりに気付くようになる。
つまり、自分の好きなことに気付くようになります。
I(アイ)メッセージ
そして、ネガティブな思考感情を吐き出す際に、
「I(アイ)メッセージ」を使うと、より、
自分の興味・関心・こだわりに気付きやすくなりますし、
「I(アイ)メッセージ」を使う習慣が身につくと、
人間関係もうまく行きやすくなりますので、
次回は、「I(アイ)メッセージについて、お伝えいたしますね。
今日も最後まで、
本当にありがとうございました!