今回も、youtubu にアップしましたので、 読むより、見る(聞く)ほうがラクだなぁ、 と思われましたら、こちらをご覧くださいね。
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前回、
愛とは、誰かの
・幸せを望むこと
・満足を願うこと
・笑顔を祈ること
そして、 誰かをイメージした時に、 その人が、 笑顔、幸せ、満足そうだったとしたら、 それが、あなたの「夜の愛」です。
一方、 「昼の愛」とは、お仕事など、
・意識して
・顕在的に(思考を使う)
・限定的に(理由がある)
人の幸せや満足に貢献することです。
などと、 お伝えいたしました。
親子関係における夜の愛と昼の愛
今日は、親子関係を例にとって、 夜の愛と昼の愛について、 もう少し具体的に、お話ししてみたいと思います。
もう20年くらい前になると思うのですが、 乙武洋匡さんの著書「五体不満足」が、 ベストセラーになりました。
乙武洋匡さんは、 先天性四肢切断、 つまり、両手両足のない状態で、 この世に生まれました。
生後1か月になって初めて、 お母様は、乙武さんに面会できるようになったのですが、 お母様は、その時に、 こう言われたそうです。
かわいい!
「かわいい!」 これが、「夜の愛」のイメージです。
きっと、お母様は、 「これから、どうしていけば良いんだろう?」 「この子を守ってあげるのだろうか?」 「あれも準備しなきゃ、これも準備しなきゃ!」 などなど、 1ヶ月の間に、色々な不安や心配を なさったことと思います。
それは、 昼の愛のイメージになります。
心の支え、存在意義、自己肯定
では、なぜ、乙武さんが、 「五体不満足」の冒頭に、 「かわいい!」 と言われたお母様のお話をなさっているのかを考えると、 乙武さんが障害を抱えて生きていく上で、 「かわいい!」というお母様の一言が、 とても大きな心の支えになったからなのではないかと 考えております。
つまり、「かわいい!」という 「夜の愛」は、 相手の心の支えになり、 相手に自信や存在意義や自己肯定感を与えるものだと思っております。
これが、 「親子関係における 夜の愛と昼の愛のイメージ」 になるのですが、 何となく、伝わりましたでしょうか?
次回は、 なぜ、夜の愛と昼の愛を意識すると、 親子関係の悩みや問題が解決されるのか、 について書いてみたいと思いますので、 よかったら、また、お付き合いくださいね。