認知行動療法,心理カウンセラー,メンタルカウンセリング
カオス
最近の世の中の動きを見ていると、
「カオスな世界だなぁ」とよく思います。
また、ご相談者様のお話を聞いていても、
「カオスだなぁ」とよく思わされます。
「カオス」というのは、
グチャグチャで、何が何だか分からない、
「何が正しいのか?何が間違っているのか?」が分からない、
「何が真実なのか?何が嘘なのか?」が分からない、
というような状態のことなのですが、
とにかく、今、
「自分を見失って、何が何だか分からなくなっている人がとても多い」
ということを感じております。
特に「真面目で良い人」ほど、
そんな状態になってしまっているように見えます。
真面目で良い人に限って
では、なぜ、真面目で良い人が、
カオス(グチャグチャ)な状態になりやすいのかというと、
周りに合わせてしまうからではないでしょうか?
人と争うことを避け、自己主張せず、平和を保つために、周りの人に合わせていると、
自分軸を見失ってしまうのも当然なのかもしれません。
そして、
「自分って何なんだろう?」
「自分って空っぽだよな?」
という空虚感や無価値感に襲われるかたが、
最近、とても多いように感じております。
なぜ、今、認知行動療法なのか?
では、「なぜ、今、認知行動療法なのか?」なのですが、
それは、
「これからの時代は、周りの人たちや情報に流されてしまうと、幸せになれない時代だ」
と感じるからです。
つまり、「自分のことを正しく知り、理解することを最優先しなければ、
幸せになれない時代になっている」と…。
もちろん、周りの人の意見を聞くことも大切ですし、
メディアを通じ、社会や世界の動きを知ることも大切です。
しかし、巷の情報以上に自分を知る(認知する)ことを怠ってしまうと、
幸せになれない時代になっているように感じております。
自分自身を客観的事実として認知する
例えば、
- 自分の得意なことは何か? 苦手なことは何か?
- 自分が夢中になれることは何か? 関心のないことは何か?
- 自分が好きなことは何か? 自分の嫌いなことは何か?
- 自分は冷静なタイプか? 情熱的なタイプか?
- 自分は知性的なのか? 感情的なのか?
- 自分は論理的な思考で判断するタイプなのか? 感覚で判断するタイプなのか・
など、挙げれば切りが無いかもしれませんが、
とにかく、自分自身を客観的事実として認識する(認知)が、
とても大切な時代になってきていると強く感じます。
特に、自分の強みや、特性、個性など、
いわゆる自分の長所を適切に認めることが、とっても大切だと…。
人間関係のストレスもなくなる
それができると、自分が楽しくできる仕事は何か、
自分に似合うパートナーとは、どんな人かも分かってくるので、
人間関係のトラブルやストレスも少なくなってくると思います。
コリトルでは「認知」を徹底
認知行動療法については、
「【認識できたら行動する】を繰り返すことで、精神的な病を治療する心理療法」というのが、
一般的解釈かと思いますが、
「コリトル」では、上記のような理由で、
ご自身や客観的な事実現実について、徹底的に認知して頂いております。
なぜかというと、周りの情報や、周りの人の影響を受けすぎて、
ご自身のことや客観的な事実現実を、
認知できなくなっているかたがとても多いからです。
そして、ご自身のことや、周囲の客観的な事実現実を、
正しく認知できるだけで、お悩みや問題が解決されるケースが少なくないからです。