無条件の愛、ありのままの自分、夫婦カウンセラー
夜の愛の欲求を満たすとは?
今回は「幸せになる方法」の最終回、
「夜の愛の欲求を満たす」という内容になります。
前回までに、
・幸せを感じるためには、昼の愛と夜の愛の欲求をバランスよく満たすことが大事。
・昼の愛の欲求は、自己満足と他者満足が合致することで満たされる。
などと書かせていただいたのですが…。
頑張らなくても相手にメリットを与えられる?
「夜の愛の欲求」とは、
「頑張らずに喜びを分かち合う」欲求になります。
もしかしたら、
「ん?」 「なに、それ?」
「何らかのメリット(ベネフィット)を与えないと、相手は喜ばないよね?」
と思われるかもしれないのですが…。
夜の愛は、人間の本質的欲求?
でも、よく考えると、
夜の愛の欲求は「人間の本質的な欲求」のように感じております。
つまり、
「食う、寝る、遊ぶ」をする、夜の時間に、一緒に食べて、一緒に寝て、一緒に遊べるって、
本当に幸せなことなのではないかと…。
頑張らないと嫌われちゃうから…
例えば、親子関係の場合に、
こどもが、
「ボク、頑張ってないと、お母さんに嫌われちゃうし…」って、思っている場合と、
「お母さんは、頑張っていても頑張っていなくても、無条件に、ボクのことを好きでいてくれるみたい…」って、
思っている場合を比べると、
【 幸福度が高くなるのは(後者の)無条件に愛されている場合 】なのではないでしょうか?
深い安らぎや癒やし
そして、
本質的・潜在的・永遠的に、
【 頑張ってるとか、頑張っていないとかに関わらず、自分のことを好きでいてくれる人 】を
人は求め続け、探し続けているのではないかとも、感じております。
なぜなら、
頑張ってる、頑張っていないに関わらず、自分のことを好きで居てくれる体験をすると、
心の底からの「深い安らぎや癒やし(幸福感)」を感じるから…。
パートナーは最後の砦
また、もし、あなたが結婚している場合は、
パートナーに対して、無意識に、潜在的に、断続的に、
そんな【 無条件の愛を求めてしまう 】のではないか?
とも思っております。
なぜなら、結婚のパートナーは、
【 頑張ってる頑張っていないに関わらず、無条件に自分のことを好きと言ってくれる 】
可能性を持つ、最後の砦なので…。
無条件の愛に絶望してしまうと
なので、そんな最後の砦であるパートナーに対して、
「本当の自分を見せたら嫌われちゃうかな?」
「きれいじゃない自分を見せたら、イヤがられちゃうかな?」
「やっぱり、ありのままの自分は、パートナーには見せられないな…」
みたいに、
【 無条件の愛に対する絶望感 】を抱いていしまうと、
どうしても、
【 無条件に自分のことを好きと言ってくれる 】存在を
無意識に、本能的に求め、さまよってしまうのではないかと思っております。
裸の自分、ありのままの自分
そして、それゆえに、
・裸の自分を受け入れてくれる、
・ありのままの、素の自分を見せられる
・自分の醜い面を晒(さら)すことができる
不倫や性依存に、
本能的に、無意識に、流されてしまうのではないかと…。