前回までに、
「ちょこっとシアワセでない夫婦」は、欲求不満が溜まり、心に隙間が生じてしまっている。
しかし、パートナーが変わることで、心の隙間を埋めようとしても、うまくいかない。
なので、「和する喜び」で、心を満たしていただけたら…。
などと書かせていただきました。
夫婦間での和する喜びとは?
それでは、夫婦間での和する喜びとは、どのようなものなのでしょうか?
「和する」とは、融和すること。
つまり、距離が近づいて、くっついて、一つになることです。
例えば、パートナーを理解できたり気持ちを共感できたりすると、距離が縮まります。
「えぇ~!そんな気持ちだったの!?」
「えぇー!そんな風に想ってくれてたの?」
「そうかぁ~。だからあの時、ああ言ったのね!?」
「てっきり、こういうことかと思ってたけど、違ってたのね。」
「私もつらかったけど、あなたもつらかったのね…」
などなど…。
そのような理解や共感が、夫婦間の距離を近づけることと思っております。
家庭とは理解と共感を体験する処
また、「和する喜び」を別な言い方で表現するなら、
水素(H)と酸素(O)が、混じり合って化学反応を起こして、
水(H2O)という新しい世界が、この世に産み出される、
ゼロ(0)からイチ(1)が生まれるような喜びです。
などと書くと、余計に、訳がわからなくなってしまいますでしょうか?
とにかく、夫婦での和する喜びとは、
相手を理解し共感できた時の喜びであり、
家庭とは、何度も何度もそれを繰り返し体験する処(ところ)
と言っても過言でないのかもしれません。
和するために必要不可欠なこと
そして、そんな
「共感し、距離が近づいて、融合して一つになる」
「夫婦間での和する喜び」を体験するために必要不可欠なこと。
それが「許す」ことなのではないかと思っております。
さらに、「許す」ためには、
「夫婦関係は、和する喜びを体験する処なので、
勝る喜びを体験する処ではない」
という共通認識を持つことが、
とても大切なように思っております。
また、次回に続けますね。
今日も、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
よろしかったら、また、お付き合いくださいませ。