過去の心の傷が現在に及ぼす影響

心の傷が現在に与える影響

過去の心の傷は、現在に影響を及ぼすのか?

 

では、過去の心の傷は、現在の生活にどのような影響を与えるのでしょうか?

例えば、

感情的になってしまう

気持ちが落ち着かなくなる

感情を抑えられなくなる

などが、過去の心の傷が現在に影響を与えている例のように思っております。

過去の心の傷が現在に与える影響

 

相手を攻めてしまったり、モラハラな発言をしてしまったり

 

例えば、

「奥さんに責められるので、家に帰りたくないんです」とか、

「旦那のモラハラ(人格を否定するような発言)がひどく、もう顔も見たくなくて…」など

のお話を、時々、お訊きするのですが、

最後に、結論的に、こんな風にお話しされます。

 

感情的になっている相手に、何を言っても解決しないので、

我慢するしかないと思って過ごしてきたのですが、

もう心も体も我慢の限界です」と…。

 

 

そんな風に、

感情的になって相手を攻めたり、

イライラを抑えられなくなってモラハラ発言をしてしまったりするのも、

過去の心の傷が影響しているように感じております。

 

気持ちが落ち着かない

 

あるいは、最近、

「パニック障害をおこしてしまって…」

「漠然とした理由のわからない不安に駆られてしまって…」

など、

心臓がバクバクして制御できなくなったり、

心のざわつきが続いたり、

眠れなくなったりしてしまうかたも多いのですが、

自分の気持ちや精神状態を落ち着かせることができなくなってしまうのも、

過去の心の傷が、現在に影響を与えている事例のように感じております。

 

 

なぜ、心に傷が残っていると感情的になってしまうのか?

 

では、どうして、心に傷が残っていると感情的になってしまうのでしょうか?

その理由を説明するときのキーワードは、” 防衛本能 ”ではないだろうか?

と感じております。

つまり、防衛本能が働くから、感情を抑えれなくなる、

防衛本能ゆえに、心が落ち着かなくなってしまう、

と捉えると腑に落ちるということです。

 

心の傷と防衛本能

 

もう2度と、あのつらい経験はしたくないのよ

 

具体的には、

もう、2度とあの時のようなつらい経験はしたくないのよ」という防衛本能が、

(自分で知覚認識できる顕在意識よりも、さらに深いところにある)潜在意識とか、本能的直観とか、反射神経のようなものが働くからではないだろうか?

つまり、心の奥で「もう私を傷つけないで!」と訴えている結果、

「自分の意識では、感情の感情をコントロールできない」という現象が現れるのではないかと思っております。

 

 

メンタル-カウンセリング