子どもは身の危険を冒してでも親を助ける 

子どもは身の危険を冒してでも親を助ける 

親子のトラウマ,インナーチャイルド, アダルトチルドレン, 共依存などのお悩み相談

こんにちは。いつも、お世話になり、ありがとうございます。

 

前回までに、

・「自立」できないと悩んでしまう。

・ でも「自立」は難しい。

・自立が難しい理由は、
「安心・安全」を手放さないといけないから。

・例えば、お父さんとお母さんが「お寿司大好き」なら 「私もお寿司大好き!」と言うほうが「安心・安全」。

・特に「親を悲しませたくない、親の怒った顔を見たくない」  という親への愛情が「自立」をさらに難しくさせる。

・また、子どもが「お寿司キライ!」と言って自立することは、親の言うことを聞かないワガママな子になることではなく、  
 親の自立を助けてあげようとしていること。

・つまり、子どもは、親が自立しシアワセになってもらいたくて「お寿司キライ!」と言う。

 

などと書かせていただいたのですが、少し、話が飛躍していたと思いますので、もう少し丁寧に、書いてみますね。    

自立する奴隷する 浜松市 心理カウンセラー     

 

子どもの気持ち = オトナの気持ち

 

もし、お子様をお持ちでしたら、よく分かるかと思うのですが、子どもが、親を怒らせないために・親を悲しませないために、自分の好きなこと・やりたいことを、我慢して・制限して「○○でなきゃいけない・○○であるべき」ということばかりやっていたら、やっぱり、ちょっと哀しいですよね。 (´・_・`)        

 

子どもが、親を見て想うこと

 

たぶん、それは、子どもも同じなんだと思います。

 

つまり、自分の親が 「○○でなきゃいけない・○○であるべき」と自分に言い聞かせ、自分の好きなこと・やりたいことを、

我慢したり、制限したりしていたら、子どもは哀しい。  

 

そして、そんな親を見ていると、できれば「好きなことをやってもらいたいなあ」 「自立して自分のやりたいことをやってもらいたいなあ」と、子ども心に、そう想うようになるのだと思います。  

 

親の言うことを聞きたくないからでも 親に反抗したいからでもなくて

 

親にも「自由に楽しんでもらいたいなあ」 と思うと、子どもは、 自分の「安心・安全」を捨て、身に起こる危険を顧みることもなく、「私はお寿司キライ!」みたいなことを言って、親から自立しようとします。

 

それは、親の言うことを聞きたくないからでも、親に反抗したいからでもありません。

 

 

子どもが親から自立する時 子どもはリスクをとっている

 

親に嫌われるリスク、家に入れてもらえなくなるリスク、木に縛り付けられたりするリスク、をとって、勇気を出して、

「私はお寿司キライ!」みたいなことを言って、親から自立しようとします。

 

なぜなら、自分の身の危険を冒(おか)してでも親の自立を助け、親に幸せになってもらいたいから…。

 

ボクの娘の自立

 

例えば、僕の場合だと、こんなことがありました。

娘が2歳くらいになった頃、 娘と一緒にお祭りに行きました。娘はそれまで、あまりお祭りに、 行った事がなかったので、 珍しいものがたくさんあって、 楽しかったのだと思います。      

 

ヘリウムガス入りの風船

 

そして、その中でも、娘の目を惹(ひ)いたものが、 地面と糸で結ばれ、プカプカと宙に浮かぶ物体。 キラキラ光る銀色の袋に、 仮面ライダーのイラストが描いてある、 (○○レンジャーだったかな?  (^_^;) ) ヘリウムガス入りの風船でした。


子どもがその風船を欲しがるので、 ボクが、おじさんに「これいくらですか?」って聞いたら、 おじさんが「1,000円!」って、言うんです。

ボクは、「えぇ? これで1,000円? 高すぎるぅ〜」って思ったので、 娘に「高いからやめとこうね」と言って、 手を引いて別のところに行こうとしたら、 娘が、泣きだしてしまいました。

しかも、地面に寝っ転がって、 のた打ち回りながら、 大声で…。 (^_^;)

それで、ボクも、根負けして、 おじさんに笑われながら、 ヘリウムガス入りの風船を、 1,000円で、買うことに…。 (^_^;)

 

ちょっと、長くなっちゃったので、 今日は、これくらいで…。 (^_^;)

 

できましたら、あなたが、幼い頃、親に対して「お寿司キライ!」みたいなことを言ったことがなかったか、思い出してみていただけないでしょうか?

それは、インナーチャイルドとか、 アダルトチルドレンとかと言って、 あなたの人間関係に対する観念の根幹部分になっていて、 その観念が書き換えられると、あなたの人間関係(人生)がシアワセなものに、大きく変わるかもしれない、とってもとっても大切なことだからです。

そのあたりのことも、続けて、少しずつ、書いていきたいと思っていますので、よろしければ、引き続き、お付き合いくださいね。

 

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました!

あなたのお幸せを祈っております。