ボクの罪悪感が消えた (インナーチャイルドが癒やされると)

インナーチャイルド

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前回、
・ボクは、「お父さんを助けるためだよ」という声ならぬ声に、胸を打たれ、娘の愛に気づいた。
・「ボクが娘を」愛していたのではなく、「娘がボクを」愛していた。
・「娘から愛されていることに気づけた」喜びは「お金以上のシアワセ」だった。
・その結果、ボクは、お金の奴隷から抜け出せた。
・娘の愛は、派手でもなく、刺激的でもなく、興奮をもたらすものではなかった。だから、気づくのが難しかった。
・つまり、子どもの愛は、静かに、とうとうと、脈々と、永続的なシアワセをもたらしてくれている、太陽や、星、月、海、山のような存在だった。
・それは、豪華な料理や、高級な豪邸、高級車などとは次元の異なる、静寂で永遠的なシアワセを与えてくれるものだった。
などとお伝えしました。
 
そして、その経験は、さらに、ボクの罪悪感や自己否定感をも、癒やすことになります
 

 罪悪感や自己否定感が消えた

 
それまで、僕は、強い罪悪感や自己否定感を持っていました。
 
例えば、
・自分は悪い人間 ・自分はダメな人間
・自分は価値のない人間
・自分はいないほうが良い
・自分は死んだほうが良い
などの気持ちを、潜在的に持っていました。
 
しかし、「愛していたのはボクではなく、娘がボクを愛していたのだ」と、娘のことを肯定できるようになると、ボクのココロの罪悪感・自己否定感も消えていきました。  
完全にではないですが、必要以上に自分を責めたり、否定したり、ダメ出ししたり、しなくなりました。
 

罪悪(感)の原因は、親不孝(感)          

 
  では、なぜ、「娘を肯定できたこと」が、「僕の罪悪感や自己否定感を消すこと」になったのか?
というと、「親不孝感が消えたから」なのだと思います。
 
つまり、
・自分はなぜ、悪い人間なのか?
 それは親不孝だから。
 
・自分はなぜ、ダメなのか?
 それも親不孝だから。
 
・自分に価値がない理由も、
 親の期待に応えられなかったから。
 
・自分が死んだほうが良い理由も、
 親の望みに反したから。
 
という風に、罪悪感や自己否定感の原因が、親不孝感から来ていたからなのだと思います。    
 

子どもの頃のボクを肯定できたから

 
つまり、 ボクが、娘の愛を肯定できたことで、ボクは、子どもの愛を肯定できるようになりました
 
そして、それは、【子どもの頃のボクを肯定することになった】のだと思います。
具体的には、親の期待に応えなかったボクを肯定でき、親の意に反したボクを否定しなくなったのだと思います。
 
そして、
・結果的に、期待には応えられなかったけれど、ボクは、親の期待に応えようとして生きてきた。
・結果的に、親を悲しませてしまったかもしれないけれど、ボクは、親の不幸を願って生きてきたわけではない。
と、 【親のシアワセを祈って生きてきたボク】を肯定できるようになった
 
だから、 ボクの罪悪感・自己否定感も、消えていったのだと思います。          
 

ボクもボクなりに親を愛してきた

 
       
 
つまり、ボクは「お寿司キライ!」「風船欲しい!」みたいなことを言って、親の期待に背き、親を困らせ、親を悲しませてしまった。  
 
けれど「お寿司キライ」も「風船欲しい」も、決して親を憎んでやったことではなかった。
 
逆に、ボクは、親のシアワセを祈ってそうしたのだと、 ボク自身を肯定できるようになった結果、罪悪感・自己否定感も消え、 ボクの気持ちは、平和になり、安定し、落ち着いたのだと思います。
 

ご相談者様も親を愛してきた

 
さらに、それは、ご相談者さまの罪悪感や自己否定感を癒やし、平和や安定、落ち着きをもたらすことになるのですが、次回は、ご相談者様と、具体的に、どんなセッションをしているのかを、書いてみたいと思いますので、よろしかったら、次回も、お付き合いくださいね。