制限を外す
前回、なんでゲームをやったのかというと、「制限を外す」ことをカウンセリグでお薦めしているからだとお伝えいたしました。
例えば、「良くないことだから」「親に叱られるから」「変な人だと思われたくないから」などの理由で、
本当はやりたいのに、それをやらない習慣が身についてしまうと、
心が病んでしまったり、自分の好きなこと・やりたいことが分からなくなる。
などと書かせていただきました。
好き勝手、自分勝手
イラストで描くとこんな感じなんですが、
制限を外すことは、一般的に、
好き勝手・自分勝手にすること、
つまり悪いこと、
という風に思われがちです。
そして、好き勝手ばかりしてると、
悪者扱いされたり、
嫌われたり、
友達がいなくなったりして、
孤独になりそう…
と不安に思ったりするかもしれません。
相手の気持ちを無視することとは違う
確かに、相手の気持ちを無視していると、
嫌われて孤独になってしまうと思うのですが、
「好きなこと、やりたいことをやること」
=(イコール)
「相手の気持ちを無視すること」
ではありません。
例えば、「私、カレーライスが好きだから、CoCo壱に行きたい!」と言ったとしても、
それが、「相手の気持ちを無視すること」にはなりません。
よね?
それほど好きではないのに
でも、意外とやってしまいがちなことが、
自分はそれほど好きではないのに、
・嫌われないために
・変な人だと思われないために
・周りの人や流行(ハヤリ)に合わせるために
「スタバが好き!」みたいなことを言ってしまうケースです。
プチ二重人格・プチ精神分裂
一度や二度くらいなら良いのですが、
本当は、「CoCo壱が好き」なのに、
それほど好きじゃない「スタバが好き」
みたいなことを言ってしまう習慣がついてしまうと、
「いったい自分ってなんなんだろう?」という、
プチ二重人格とか、
プチ精神分裂みたいな、
心の矛盾した状態になってしまいます。
なので、悩みを抱えてしまった方には、
あえて、
「制限を外して、好きなことをやってみる」ことをおすすめしております。
そうすることで、
人目とか、流行とか、嫌われないためとか、
そういう理由ではない、
自分が本当にやりたいこと、
自分が本当に好きなことが、
見えてくるからです。
それをやることは、同時に、
自立や自信や自己肯定に繋がると考えているのですが…
ちょっと長くなっちゃったので、
また、次回に続けますね。