言語化すると、人間関係が癒される理由

「どうして、こんなに分かり合えないんだろう?」

「昔はもっと優しかったのに…」

「何度話してもうまくいかない…」

 

本当は大切に思っているし…

本当は仲良くしたいし…

本当は笑顔で過ごしたいのに…

なのに、いつの間にか言葉がすれ違い、心の距離が離れてしまう。

そんな時、どうしても相手を変えようとしてしまいがちなのかもしてません。

「もっと話を聞いてよ!」

「もっと優しくしてよ!」

「どうして分かってくれないのよ!」

と相手に訴える前に、

その気持ちは自然で、純粋なものだけれど、

もう少し深いところにある本当の気持ちに気づくことが、大切なのかもしれません。

① 言葉にすることで「本当の感情」に出会える

夫婦の問題で苦しんでいる時、多くの場合「怒り」を感じているのかもしれません。

「なんで私ばかり我慢しなきゃいけないの?」

「どうして分かんないの?」

と…

でも、怒りの奥には、別の感情が隠れていたりします。

例えば、

「寂しかった」

「大切にされたかった」

「認めてほしかった」

「愛されている実感が欲しかった」など…

そんな感情は人として自然で

とても純粋な気持ち。

だから、ある意味、怒りや不満は

魂からのメッセージであり、

「ここに気づいてほしい」

「本当の自分を見てほしい」

という、自分自身の正直な気持ち…

けれど、その気持ちを蔑ろ(ないがしろ)にしていると、感情はどんどん強くなり、

相手への批判や責める言葉として表れてしまう。

だからこそ大切なのは、

「私はなぜ怒っているのだろう?」

と、自分の内側を見ること。

言葉にすることで、

「私は怒っていたんじゃなくて、寂しかったんだ」

と気づくことがあったりするので…

② 言語化は、心の奥にある“本当の自分”との対話

夫婦関係が苦しくなる時、

自分自身との関係が苦しくなっているような事例が多いように思っております。

「妻だから我慢しなければ」

「夫だから弱音を吐いてはいけない」

「親だから頑張らなければ」

そんな“役割”を一生懸命に生きているうちに、本当の自分の声が聞こえなくなり、

素直で正直な自分の気持ちが分からなくなってしまう。

心の中では、

「疲れた」

「助けてほしい」

「もっと素直になりたい」

と叫んでいるのに…

しかし、日常生活の忙しさや思い込みによって、その小さな声を聞き逃して日々を過ごしてしまいがち…

だからこそ、言葉にする時間が必要なのかもしれません。

「私は本当はどうしたかったのか」

「私は何を我慢していたのか」

「私は何を怖がっていたのか」

静かに自分と向き合うことで、自分自身とのつながりが戻ってきて、

自分自身を理解できた時、

相手にも少し優しくなれたりするみたいです。

自分の痛みを理解できたとき、

人は、相手の痛みも理解できるようになるから…

③ 感情を言葉にすると、夫婦間のエネルギーが変わる

夫婦という関係は、単なる会話だけではないコミュニケーションを随時とっていますよね。

表情、声のトーン、距離感、空気感などなど…

言葉にならないものも、私たちは常に感じ取っています。

そして、心の中に我慢や怒り、悲しみを溜め込んでいると、その重さは自然と相手にも伝わります。

「何となく冷たい」

「何となく避けられている気がする」

そんな距離感が生まれてしまいます。

でも、自分の感情を丁寧に言葉にしていくと、滞っていたエネルギーが流れ始める。

例えば、

「あなたが悪い」

ではなく、

「私は寂しかった」

と言えるようになったり、

「どうして分からないの?」

ではなく、

「本当はもっと一緒にいたかった」

と言えるようになったら、

色々な問題やお悩みも解決されるのかもしれません。