不倫と精神疾患

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前回、フツウ、「好き!愛してる!」は、人をシアワセにします。

しかし、不倫の場合は「好き!愛してる!」が人をシアワセにしない

それどころか「心も壊れ、体も壊れ、家庭も崩壊」という悲劇をもたらす。 

だから、不倫は恐ろしい魔物なのかもしれません。

などと書かせていただきました。

 

本人のチカラではどうにもならない

 

不倫のご相談をお聞きしていて、よく思いますことは、

本人の力では、どうすることもできないということです。

 

不倫に陥ってしまうと精神と脳が、自分の意志と無関係にそれを欲してしまう

つまり、アルコールや麻薬(の禁断症状)のように、自分のチカラでは自分の想いをコントロールできなくなる

なので、不倫が精神疾患を誘因してしまうケースは少なくないのではないかと…。

 

好きな人の心を引き裂けますか?

 

また不倫は、(愛する?)相手の気持ちを引き裂かないと、それをやめることができません ので、そこから抜け出すことがとても難しい。

やはり、自分のことを「好き!」と言ってくれる人の心は、引き裂きたくないので…。

 

しかし、不倫の状態が続くと、
気持ちが落ち着かない」
「神経がすり減る」
「カラダの調子も悪くなる
という状態に陥ってしまいがち…。

精神疾患

 

気持ちが落ち着かない

 

また、気持ちが落ち着かなくなってしまう理由は、

「やってはいけないことをやっている」罪悪感、

「バレないようにしなきゃ」という緊張感、

「バレたらどうしよう?」という不安、

「これからどうしたら良いんだろう?」という心配、

などが挙げられるかと思うのですが、

 

不倫関係が続いていると、気持ちが落ち着かなくなり、

慢性的な神経不安になってしまうことが多いようです。

また、ウソをつかなければならなくケースが増えるので、

神経がすり減って、気力も失われがち…

アルコール依存,セックスレス

 

 ココロが病んでしまう

 

そうして、平和な気持ちでゆったり休むことができなくなると躁鬱(そううつ)病の、躁(そう)状態が続いてしまい、

夜の睡眠も浅く、エネルギーを消耗し続けることになってしまいます。

 

もちろん、精神科や心療内科に行けば、「精神疾患(精神病)」との診断を受け、

精神安定剤や睡眠導入剤を処方していただけると思うのですが、

根本的な解決をしていないと、安定剤や導入剤の量が増えてしまうばかりで、

エネルギーの消耗・気力体力の減退が続いてしまいます

また、抗うつ薬などの精神薬が、女性ホルモンを活性化させ、恋愛感情や性的衝動を亢進させてしまう場合もあるので

薬物治療には気をつけなければならないのではないかと思っております。

精神薬

 

 カラダも病んでしまう

 

もし、薬を断続的に使用してしまうと、体内での毒素代謝が限界に達してしまい、肝臓など毒素を分解するための器官が疲れてしまいます。

そうすると、家族や周囲の人たちにもその影響が及んでしまいます。

 

そんな風に、「不倫は、心も体も家庭も壊れてししまう」恐れがあるのですが、

「不倫したら、必ず精神疾患になる」訳でもありませんし、

「不倫をすることで精神状態が保てている」というかたも多くいらっしゃいますので、

不倫のすべてを否定するわけでもなく…。

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もし、不倫しなかったら?

 

でも、不倫したことによる罪悪感や、夫婦の信頼関係が崩れてしまった苦悩を抱え、ご相談に来られるかたのお話をお聞きしていると、

「もし、不倫しなかったら、こんなにツラく苦しい気持ちを味わわずに済んだのでは…」と、

不倫という恐ろしい「魔物」を呪いたくなってしまいます

 

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花子の不倫 心理カウンセラー